この試合では、0-5の劣勢にある中で迎えた6回1死一塁の場面で、頓宮は尾形の7球目を強振し、見事に左翼席上段へと打ち込む2ランを放った
頓宮は「感触も良かったし、直球をしっかり捉えることができた」と振り返り、その自信をのぞかせた
この2ランは、今季リーグ単独トップとなる第4号であり、チームの反撃のきっかけを作る一打となった
さらに頓宮は、第1打席で左前打、第4打席で左中間に二塁打を放ち、今季初の猛打賞を達成した
その結果、彼の打点は8となり、同僚の太田と並ぶリーグ首位に並ぶこととなった
昨年は打率が1割9分7厘と苦しんだ頓宮だが、プロ7年目の今季はここまで34打数15安打、打率4割4分1厘と打撃が飛躍的に向上し、復調の兆しを見せている
その影響もあり、開幕時の8番から5番に打順を昇格させられた
岸田監督も「いいところで、いい仕事をしてくれている」とその活躍を称賛した
ただし、試合後半にはオリックスは得点を奪えず、その結果、開幕2戦目の楽天戦以来、久々の黒星を喫する事となった
一方でオリックスの打線は、3試合連続で2ケタ安打を記録し、好調さを維持している
先発のモイネロを5回98球で降板させるなど、首位を走るチームとしての実力を見せつけた
「得点は取れなかったけど、最後までいい形でチャンスをつくれていた
必ず明日につながる」と頓宮は意気込みを語り、次の試合に向けての士気を高めている
頓宮の活躍は彼の復活を象徴するものであり、今季のパフォーマンス向上は非常に喜ばしいニュースです。彼の強い打撃はチームの力を高め、今後の試合においてオリックスがどう戦うかが楽しみです。
キーワード解説
- 猛打賞とは?猛打賞は、1試合で3回以上安打を記録した選手に贈られる賞のことです。
- 首位打者とは?首位打者は、シーズンの打率が最も高い選手に与えられる称号です。
- 復調とは?復調は、かつての良い状態に戻ることを指します。ここでは、打撃成績が向上することを意味しています。

