DeNAの先発投手、ジャクソンは6回を投げ、1失点という素晴らしいピッチングを見せましたが、今季2勝目とはならず、試合は延長戦となりました
ピンチを凌ぐ力強い投球
試合の初回、ジャクソンは満塁のピンチを招きましたが、最速153キロの直球を駆使し、要所をきっちり抑えるピッチングを展開しましたジャクソンの「クオリティースタート(QS)」は、6回以上を投げて自責点を3以下に抑えることを指し、昨年9月からは4試合連続でこの記録を達成していることが評価されています
ジャクソンのコメント
試合後、ジャクソンは「調子自体はあまり良くなかったですが、なんとかまとめられましたボールへの風の影響はあまり感じなかったが、集中力を切らさずに投球する事が出来ました」と述べ、試合を振り返りました
彼は勝ち投手の権利を持って降板しましたが、試合は8回に巨人に追いつかれ、最終的には激闘の末に引き分けが決まりました
今回の試合は、ジャクソンの安定した投球が際立つ一方で、チームが勝利を収められなかったのは残念です。プロ野球では、勝利がすべてとされるため、投手個人の好投だけでは勝つことができない難しさを改めて感じさせる試合となりました。今後もジャクソンには引き続き注目したいところです。
キーワード解説
- クオリティースタート(QS)とは? 先発投手が6回以上を投げて、自責点が3以下の場合に達成される評価基準のことで、先発の安定感を示す重要な指標です。
- 直球とは? 投手が最も基本的に投げる球種で、力強さやスピードが勝負のカギとなります。ジャクソンはこの直球を効果的に使い、相手打者を抑えました。

