試合の流れを決定づけたのは、八回の攻撃で、2点を追う局面から始まった
八回、2死というシチュエーションで吉川選手が二塁内野安打を放つと、続く岡本選手が右中間フェンス直撃の適時二塁打を記録し、まず1点を返す
さらに、ヘルナンデス選手が四球を選び、甲斐選手が同点となる右前打を放って見事に試合を振り出しに戻した
試合の振り返りと課題
試合後、阿部慎之助監督は「ピッチャー陣はみんな頑張ってくれた野手陣も完全な負けだったけど、よく追いついた
収穫はたくさんあったんじゃないかな」としながら、その結果に満足感を示した
選手のパフォーマンス
主軸の岡本選手は、初回に開幕から10試合連続安打となる中前打を放つなど、この試合で猛打賞・2打点を記録さらに、3番打者の吉川選手も猛打賞を達成した
しかし、主軸が6安打を記録しながらも、得点はわずか3に留まり、その原因は上位打線の選手に見受けられた
打線の課題
特に1番の若林選手と2番のキャベッジ選手が揃って6打数無安打で、4三振を記録するなど、チャンスを活かしきれなかったことが響いた阿部監督は「7番の中山選手は状況判断をしてほしい」と指摘し、特に七回の無死二塁での見逃し三振を問題視した
前向きな姿勢
阿部監督は「負けなかったことはプラス前向きに考えて、明日また勝てるようにみんなで頑張ります」と述べ、選手たちに激励の言葉を送った
この試合を通じて、巨人の選手たちのパフォーマンスは良い部分も見えたが、反面、上位打線が機能しなかったことが勝利を逃した要因となった。特に中山選手への阿部監督の厳しいコメントは、今後の成長を期待させるものだ。
ネットの反応
巨人・阿部監督は、延長12回の試合を振り返り、「完全な負けだったけどよく追いついた」と選手たちの健闘を称賛しました
特に岡本選手と吉川選手の活躍がグラスに映え、自身の思いを込めたコメントも見受けられました
しかし同時に、攻撃陣の打率の低さやサインミスについても多くの指摘がありました
特に、中山選手の得点圏での打率や、先頭打者の失速についての意見が多く、選手たちのさらに成長が求められています
また、監督の采配についての不満もあったものの、選手を讃える声が多かったことが印象的でした
全体として、この引き分けが将来的にどう影響を与えるのか、期待を寄せるコメントが多く寄せられています
ネットコメントを一部抜粋
攻守に甲斐様々和真様々
監督何もしてないからなあ。
去年優勝した一因のチームとしての粘り強さが定着してる。
野手陣というか吉川岡本甲斐ですね笑
先頭バッターが６の０で、投げさせた球数14…
キーワード解説
- ピッチャーとは？：投手としてチームを守る役割を持つ選手のこと。ゲームの流れを作る重要な役割を担う。
- 打線とは？：野球において、チームの打撃を行う選手たちのラインアップを指す。
- 猛打賞とは？：1試合で3安打以上を記録した選手に与えられる称号。
