イースタン・リーグでの実戦初登板
西武ライオンズの武内夏暉投手(23)は、左肘内側側副靱帯(じんたい)不全損傷の影響で遅れを取っていましたが、4月9日に戸田球場で行われたイースタン・リーグのヤクルト戦において、今季初めて実戦に登板しましたこの試合で彼は先発として2回27球を投げ、2安打1失点を記録しました
その中で最速147キロの速球を披露し、投球内容に満足感を示しました
試合の振り返り
武内投手は試合後、「しっかり緊張感を持って(試合に)入れた無事に投げ終えられたということで、自己採点は80点」と語りました
初回には、2軍調整中のヤクルト・村上選手とのプロ初対戦で二塁打を許しましたが、「逃げずに勝負できた」と前向きな姿勢を見せています
自らの成長を感じつつ、「もっと力強い球が必要」との反省も口にしました
復帰に向けた道のり
武内投手は昨季、10勝6敗、防御率2.17を記録し、新人王に輝いた期待の若手です今年1月の自主トレ中に左肘を負傷し、復帰に向けた厳しいリハビリを経て、5月中の1軍復帰を目指しています
次回の登板は中6日で16日の日本ハムとの2軍戦を予定しています
武内投手は「低めのコントロール、球質、球速をもっと高めていけたら」と意気込みを語りました
武内投手の回復はファンにとって朗報です。特に昨年は新人王を受賞しただけに、彼の復帰はチームにとって大きな力となるでしょう。また、持ち味であるスピードとコントロールの向上に向けた意欲が伝わり、次回登板に期待が高まります。
キーワード解説
- 左肘内側側副靱帯とは? 左肘内側側副靱帯は、肘の内側に位置する靱帯で、腕を使う際の安定性を保つ重要な役割を果たしています。ここを傷めると、投球パフォーマンスに影響が出ることがあります。
- 新人王とは? 新人王は、プロ野球のルーキー選手の中で最も優秀な成績を収めた選手に与えられるタイトルです。ファンや評論家から高く評価される名誉ある賞です。

