試合では「7番捕手」としてフル出場し、先発投手の東浜と育成選手の大竹、川口と連携し、広島打線を完全に封じ込めるリードを披露した
ミーティングから感じるモチベーション
試合前のミーティングでは、先発投手の東浜から「1軍のつもりで投げるから、そのつもりで来てほしい」と声をかけられ、谷川原選手のモチベーションは一層高まった試合では4回までパーフェクトピッチングを実現し、5回と7回にそれぞれ1本ずつ安打を許すに留まった
投手とのコミュニケーションがカギ
東浜は「左右と内外を、谷（川原）とコミュニケーションを取りながら、ほとんど首を振らずに投げられた谷のリードが非常に良かった」とコメント
谷川原選手は、巨さん（巨人のコーチ）からのアドバイスを踏まえ、「シンカーに頼りがちにならず、良い球種をまんべんなく使うことができた」と手応えを感じていた
課題と成長の余地
谷川原選手は今季が10年目で、開幕スタメンとしてチームに貢献していたが、7日に出場選手登録を抹消された小久保監督は「ブロッキングとスローイングは上手くなったが、捕手として投手の能力を引き出す力が求められている」と厳しい目で評価した
師からの教えが胸に刺さる
細川2軍バッテリーコーチから「試合中は野手も投手も全力を尽くしているお前が反省してどうする」という言葉が響き、谷川原選手は「その言葉は心に刺さったし、はっとさせられた」と述べている
開幕戦では5回まで無失点だったが、6回に一挙6点を取られる苦い経験も持つ
今後は、「細川さんから学ぶことを全て自分のものにして、また上で成長した姿を見せたい」と意気込みを語った谷川原選手の成長に期待が寄せられる
谷川原選手が2軍での初戦に臨んだ姿は、ただのプレイに留まらず、チーム全体の成長を促す要素がありました。彼のリード力が投手のパフォーマンス向上に繋がる様子が見え、指導者からの刺激も大きな影響を与えていると感じました。今後のチームでの活躍に期待したいです。
キーワード解説
- リードとは？捕手が投手の投球を支え、打者に対する配球を考えることを指します。良いリードは試合の結果に大きな影響を及ぼします。
- ブロッキングとは？捕手が投手の投球を受け止めるために、体を使ってボールを防ぐ技術のことです。特にワイルドピッチに対処する際に重要です。
- スローイングとは？捕手がボールを投げる動作を指し、スムーズで正確なスローイングは盗塁を阻止するために不可欠です。
