ヘルナンデス、悲しい出来事に捧げる一発!巨人がDeNAに勝利
◆JERA セ・リーグ DeNA3―6巨人(9日・横浜)豪快なホームランが、横浜スタジアムの左翼席に響き渡ったこの日、試合の主役に躍り出たのはエリエ・ヘルナンデス外野手(30)だった
4回の無死、一点リードの場面で、ヘルナンデスは内角に食い込むツーシームを捉え、鋭い弾道で左越えにソロホームランを放った
これは、彼の今季初ホームランであり、岡本とともに連続ホームランを記録した
試合前の時点で、彼は打率2割5分7厘、無本塁打、3打点と成績はさえなかったが、チームの5番打者としての重責を果たすべく奮闘している
試合当日、ヘルナンデスには特別な思いがあった
彼の母国、ドミニカ共和国では、ナイトクラブの屋根が崩壊する事故が発生し、多くの死傷者が出ていた
友人の一人が行方不明という状況に、彼の心は重くなっていた
また、日本でプレーした著名選手ブランコ氏も事故で亡くなり、国全体が悲しみに包まれている
ヘルナンデスは、ダイヤモンドを回りながら右手人さし指を天に掲げ、先輩への追悼を捧げた
試合前日には阿部監督から個別に指導を受け、その効果を実感していた
「監督が自分を見てくれていると思うと、モチベーションが上がる」と述べ、監督に感謝の気持ちを伝えた
前日には背中に死球を受け、途中交代していたが、問題はなかったと安心した様子で、「どういう形でもチームに貢献したい」という強い意志を示していた
頼れる助っ人・ヘルナンデスの活躍が、今季も巨人打線を救う結果となった
ヘルナンデス選手の悲しい出来事に捧げたホームランは、彼のプロ選手としての心の強さや気遣いを感じさせます。母国での悲惨な事故が影響する中でも、彼がグラウンドで見せたパフォーマンスは印象的で、チームにとっても大きな力となるはずです。
ネットの反応
ヘルナンデス選手が母国ドミニカ共和国での悲しい出来事を背負いながら、見事にホームランを打ったことに対して、多くのファンが共感や応援の声を寄せています
特に、選手が試合に入る際の不安な心情や、ホームランを打った後の表情に注目する意見が多く、選手の心境に寄り添うコメントが数多く見受けられました
また、彼が活躍することでチーム全体の打線に厚みが増すことに対する期待も寄せられており、阿部監督の指導の効果が即座に表れたことが感じられます
ファンからは「ヘルナンデス選手の笑顔が大好きです」といった希望的な声や、母国での友人の無事を願う祈りの言葉もありました
「悲しいことがあったからこそ、それを乗り越えた上での成績が出た」とのコメントもあり、選手の努力と精神力への賛辞が感じられます
さらに、「ぜひ、もっと活躍してほしい」との期待も込められ、母国への愛や仲間への思いを抱いてプレーする姿勢が多くの支持を集めています
このように、多くのコメントが選手への応援と共に、ドミニカ共和国での悲劇に対する憂慮を表しており、心温まる応援が感じられます
ネットコメントを一部抜粋
ヘルナンデス選手も内心は非常に辛い、不安な心境で試合に入っていたんですね。
昨日のヘルナンデス選手の一発は、自身は勿論、阿部監督やチームも安心したホームランだと思います。
友人も無事だったら良いんだけどね。
頑張れ!ヘルナンデス選手!なんか最高の日本人だなぁ!
もちろん、悲しいことがあったからホームラン打ったあとも笑顔がなかったんだな。
キーワード解説
- ヘルナンデスとは?:プロ野球選手で、巨人に所属する外野手。パワフルな打撃と守備が特徴で、チームに欠かせない存在。
- ツーシームとは?:ピッチャーが投げる球種の一つで、回転が少なく直球よりも沈む軌道を持つ。バッターにとっては打ちづらい球。
- 追悼とは?:亡くなった人を偲び、哀悼の意を表すること。時には宗教的な儀式も伴う。
- モチベーションとは?:目標に向かうための意欲や動機付けのこと。スポーツ選手にとっては、成績向上や達成感を得るための重要な要素。

