試合は延長戦に突入し、両チームが譲らず、結果的に引き分けとなった
試合の流れと渡辺陸のパフォーマンス
試合は両チームが得点を重ねられず、均衡した展開が続いたが、渡辺は2回に1死一、二塁の好機を迎えたオリックスのエスピノーザが投げた外角ツーシームにバットを折りながらも、見事に左前へ運び、1死満塁の状況を作り出した
この攻撃の結果、続く9番の牧原大成内野手(32)による遊ゴロ併殺崩れの間にチームが1点を先制した
さらに延長10回には先頭打者として中前打をマーク
カウントが2-2の場面で的確に直球を捉えた
一方で、この試合では3三振を含む凡打もあり、渡辺は「2安打は良かったですが、凡打の内容がもう少し良ければと思います」と自身のパフォーマンスについて控えめに語った
守備面での貢献
守備においても、渡辺は試合の初回から延長12回までマスクをかぶり続け、計8投手をリード巧みな配球によって、相手の強力な打線をわずか1失点に抑える活躍を見せた
特に、リリーフ陣を使用した6回以降は無失点で抑え切った
監督のコメントと今後の展望
試合後、小久保裕紀監督(53)は「渡辺は投手の良さを引き出していたし、バッティングも良かった」と評価し、彼の貢献に満足を示した渡辺は「これで勝てれば良かったが、次はもっと良い結果を出したい」と次回への意気込みを語った
今回の試合でソフトバンクの渡辺陸選手は、今季初のスタメン出場ながらも攻守ともにチームに貢献しました。特に彼の巧みな配球がオリックス打線を抑える要因となり、打撃でも適時打を打つなど重要な役割を果たしました。次回の試合にも期待が高まります。
キーワード解説
- 捕手とは? 捕手とは、野球において投手の後ろでボールを受ける選手のことを指します。捕手は投手と連携し、様々な配球を指示する重要なポジションです。
- 得点圏とは? 得点圏とは、野球における得点の可能性が高い状況を指し、通常は二塁または三塁に走者がいる場合を言います。
- 配球とは? 配球とは、投手がどの球種をどの場所に投げるかを決めることです。捕手は打者の特性やゲームの状況に応じて配球を考えます。

