開幕戦では「6番・三塁」で出場し、同級生である田中将大選手との対戦では犠飛を打つなどの活躍も見せたが、その後の成績には不安が広がっている
現在、坂本は8試合出場し、23打数2安打、打率.087、打点2と振るわず、最近ではベンチスタートの日も増えてきた
若手選手の中山礼都がサードでの出場機会を増やす中、坂本の起用法が注目されている
野球解説者であり、現役時代には大洋（現DeNA）で活躍した高木豊氏は自身のYouTubeチャンネルで坂本の不振について解説
高木氏は「長くレギュラーを張っていた選手が不定期な出場となることで、リズムが取れていないと思う」とその原因を分析している
また、高木氏は坂本の現状について「完ぺきを求めすぎている」とも指摘
坂本自身も春季キャンプで「打撃の力強さが戻らない」と感じていることが伺える
過去の経験から、代打としての役割も難しいことを踏まえ、今季の復調には一定の割り切りが必要であると述べている
阿部慎之助監督も坂本の打撃スタイルに言及し、基本のセンター返しを意識することが大切だと述べた
その上で、高木氏は「坂本はまだレギュラーとして活躍できる」と励まし、今後の起用方法として「移動ゲームでは使わない」「週に1回は休みを入れる」といった提案をしている
守備力は高く評価される一方、打撃面での復調が求められる坂本
若手選手の成長をよそに、依然として高い壁であり続ける姿勢が求められている
坂本勇人選手が厳しい状況にある中、専門家の分析や提案に注目が集まっている。長年の経験を踏まえたアドバイスが、今後の彼の復調に繋がることが期待される。若手選手との競争が激化する中で、坂本選手がどのように立て直していくのか見守りたい。
ネットの反応
坂本勇人選手に関するコメントは、彼の現在の不調と過去の栄光を見つめなおすもので、ファンはそのパフォーマンスに対する心配や期待を表明しています
多くのコメントには、坂本選手がジャイアンツに入団して以来の数々の業績が称賛される一方で、最近のパフォーマンスに対する懸念が示されています
特に、長年ショートとして活躍してきた彼の「勤続疲労」が影響しているとの意見や、年齢による体力の低下がパフォーマンスに影響を与えていると指摘されています
さらに、彼が従来のスタイルに固執するあまり、適応ができていないのではないかとの見方もあります
復活を望むファンが多い一方で、過去の実績が非常に高いため、自身の現在の状況に対する違和感を感じているのではないかという指摘も見られます
また、「引っ張り」がうまくいかない現状や、右方向への打撃回復を求める声が多く、少なくとも今後はヒットを狙うスタイルに戻すことが重要との意見が優勢です
一部のコメントでは、私生活やメンタル面でも課題があるのではないかという声もあり、これがパフォーマンスに影響を与えている可能性が指摘されました
坂本選手に対して、さらなる努力と意地を見せてほしいという期待が込められており、多くのファンが彼の復活を信じ、応援し続けています
ネットコメントを一部抜粋
本当に悩みもがいているならまずは摂生から。
老いというよりは長年のショートを守ってきた事による勤続疲労です。
打球が上がってこない。センターラインから右の打球がゼロに等しく感じる。
スキャンダルが多いよね。女性とか金とか。
坂本選手が不調なのは全く違うでしょう。野球より女遊びの方優先やハイソな生活が影響しているのでは。
キーワード解説
- 打率とは？：試合での安打数を打数で割った比率のこと。選手の打撃成績を測る重要な指標。
- 犠飛とは？：バッターが飛ばしたボールがフライになり、ランナーが走って得点することを目的にしている打球のこと。
- センター返しとは？：バッターが打ったボールがセンター方向に飛ぶこと。安打が出やすい打球の一つ。
