日本ハムとソフトバンク、延長戦を制して勝利を飾る

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郡司裕也がサヨナラ弾、12回の激闘に終止符

日本ハムはエスコンフィールドで西武との延長戦を2-0で制し、劇的な勝利を収めた

6回までは両投手の息詰まる投手戦が展開され、日本ハムの先発・山崎福也投手は初回から走者を背負いながらも無安打投球を続けた

一方で、西武の先発・今井達也投手に対して打線は6回まで四球での出塁1人のみと、攻撃の糸口を見出せなかった

試合が動いたのは7回で、山崎福は中村剛也選手に初安打を許すも、後続を申し訳なくも抑えることに成功

日本ハムは田宮裕涼捕手の安打などで満塁の好機を迎えたが、今井投手が踏ん張り得点には至らなかった

山崎福は8回に94球を投げ、2安打2四球無失点で降板し、9回には田中正義投手が3者凡退に抑え、延長戦に突入した

10回は池田隆英投手、11回は河野竜生投手、そして12回は杉浦稔大投手が好リリーフを披露した

迎えた12回、万波中正外野手が四球で出塁すると、代打・郡司裕也捕手が1号2ランを放ち、劇的なサヨナラ勝利を決めた

杉浦は今季初勝利を記録し、打線では田宮が出場6試合連続安打を達成した

逆に敗れた西武は、今井が8回を3安打4四球無失点という素晴らしい投球を見せたが、打線が相手投手陣に散発的に抑えられ、得点力を欠いた

野村勇が勝ち越しの1号ソロ、延長戦を制した鷹が4連勝

ソフトバンクはZOZOマリンスタジアムでロッテに5-4で勝利を収めた

2回、山川穂高内野手の安打や正木智也外野手の四球によって1死二、三塁のチャンスを迎え、廣瀬隆太内野手の犠飛で先制に成功した

4回には山川選手が3号ソロを放ち、追加点を挙げた

先発・有原航平投手は毎回走者を出しながらも粘りを見せたが、6回にグレゴリー・ポランコ外野手に1号ソロを浴び、さらに7回には3連打で同点に追いつかれる

2死一、三塁の場面では代わった尾形崇斗投手もポランコに適時打を許し、逆転を許してしまった

しかし、8回には代打・今宮健太内野手が適時打を放ち同点、9回には山川が4号ソロを放ち再び勝ち越しに成功した

しかし、ロッテも簡単には勝たせてくれず、9回にロベルト・オスナ投手がポランコに適時打を与え再度同点となった

それでも、10回に野村勇内野手が初球をレフトスタンドへ放り込む1号ソロを放ち、勝ち越しを決めた

試合の終息は杉山一樹投手が締め、ソフトバンクは引き分けを挟みながらも4連勝を飾った

対するロッテは先発・石川柊太投手が5回を3安打1四球2失点に抑えたものの、救援陣が粘れず敗れてしまった

今回の試合では、日本ハムとソフトバンクの選手たちがこれまでの成績にかかわらず、観客を驚かせるプレーを見せました。特に、郡司選手のサヨナラ勝利や、野村選手の勝ち越しホームランが試合を締めくくる素晴らしい瞬間でした。どちらのチームも投手陣の奮闘が際立ち、今後の試合に期待が高まります。
キーワード解説

  • 延長戦とは? 通常の9回を超えて、試合が続くことを指します。引き分けを避けるため、追加の回で勝敗を決める形式です。
  • サヨナラ勝利とは? 同点の状態から、試合が続いている中で最後のイニングに得点を挙げ、勝つことを意味します。
  • 無安打投球とは? 投手が試合中、一人もヒットを打たれずに抑えることをいいます。非常に高い投球技術を示します。

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