巨人、広島戦での苦闘が続く エース戸郷が逆転負けに見舞われる

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■プロ野球 広島ー巨人 (12日 マツダスタジアム)巨人の今季13戦目となる広島戦のスタメンが発表された

現在、巨人は6勝5敗1分の成績を収め、阪神、広島と並ぶ同率2位に位置している

前日の広島戦では、早くも2回に捕手の甲斐が適時打を放ち、巨人が先制した

しかし、先発ピッチャーの戸郷翔征はその後、2回に菊池、會澤への適時打を許し、3失点を喫した

続く4回には、2四球も絡み、長短打6本を浴びて7失点を献上

結果、戸郷はプロキャリアワーストとなる10失点で降板し、この日が今季2敗目(未勝利)となった

昨季は2桁失点を許さなかった巨人だが、23年の9月2日にはDeNAに対して4-13で敗れ、2年ぶりの2桁失点を喫することとなった

また、この試合は今季12試合目で初の逆転負けでもあった

戸郷は同日、登録抹消されることが決定した

昨季の広島戦では13勝9敗3分と勝ち越していたが、2023年に入ってからの広島戦は8勝17敗と大きく負け越している

過去2季(22年は13勝12敗、21年は12勝12敗1分)では均衡していたが、今年は明らかに成績が悪化している

本日の先発メンバー

【巨人】

打順 選手名 ポジション
1 若林 レフト
2 中山 サード
3 吉川 セカンド
4 岡本 ファースト
5 キャベッジ ライト
6 甲斐 キャッチャー
7 ヘルナンデス センター
8 泉口 ショート
9 赤星 ピッチャー

【広島】

打順 選手名 ポジション
1 田村 ファースト
2 矢野 ショート
3 小園 サード
4 末包 ライト
5 野間 センター
6 ファビアン レフト
7 菊池 セカンド
8 床田 ピッチャー
9 石原 キャッチャー
先発ピッチャーとして登場する赤星優志は、5日の阪神戦では6回を投げ6安打3失点(自責3)で敗戦

昨年5月18日の広島戦でも5回を8安打3失点(自責3)で苦い思いをしている

一方、広島の先発床田寛樹は5日のDeNA戦で7回を6安打2失点(自責2)を記録しており、今シーズンは未勝利ながら、巨人戦では安定した成績を残している

この試合での巨人は、過去とは違い広島に対して成績が大きく悪化していることが懸念される。戸郷の逆転負けは痛手であり、チーム全体としての結束が求められる時期かもしれない。サイクルを打破するために、次回の広島戦ではさらなる奮起を期待したい。
ネットの反応

巨人のスタメン発表に対するファンの反応は実に多様で、特に坂本選手のベンチスタートに対する疑問や不満の声が多数寄せられています

コメントの中には、坂本選手を外したことを評価する意見も見られましたが、同時にその理由や代わりの起用法に疑問を持つファンも多くいました

また、今後の試合で若手選手の活躍に期待する声もあり、具体的には中山選手や若林選手のパフォーマンスに注目されています

監督の選手起用や判断力に厳しい意見も散見され、選手の実力をしっかり見極めていないとする指摘もありました

特にエース赤星投手のマツダスタジアムでの相性が気にされるなど、試合展開に対する不安も多くあります

多くのファンが「点を取らないと勝てない」という現実を踏まえ、今後の展開に不安を感じています

このように、今回のスタメン発表はファンの間で様々な意見を呼び起こし、一部では監督に対する批判も見られるなど、今後の試合に向けた期待と不安が交錯しています

ネットコメントを一部抜粋

  • やっとこさ当たり前のスタメン起用になった。
  • これが今の守備と攻撃でバランスが良い形かな。
  • 坂本選手は相性良いんですよ?なぜ外す。
  • 早々に点を取られ3連敗の予感が!
  • スタメンで使わないなら坂本も一度2軍で調整した方がいい。
キーワード解説

  • 登録抹消とは?選手がけがや調子不良などで、一時的にチームから外されることを指します。
  • 防御率とは?ピッチャーが1試合あたりに許す自責点の平均を示す指標で、数値が低いほど好成績とされます。
  • 適時打とは?得点につながるヒットのことで、打者が打ったボールでランナーが進塁または得点できることを指します。

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