試合のハイライトの一つは、1-3の九回にマウンドに上がった新人投手、工藤のピッチングだった
工藤は制球に苦しみながらも、相手に追加点を与えず一定の成果を収め、阪神ファンの期待に応えた
試合が進む中、工藤は先頭の代打・ブライトと岡林に連続して四球を与え、無死一、二塁というピンチを迎えた
ここで、阪神の投手コーチ、安藤がマウンドに駆けつけ、工藤の精神的なサポートを行った
続いて登場する板山に対しても、3-0のカウントで苦しい状況に直面したが、スタンドの観客からは大きな呼びかけがあった
工藤は次の投球で内角に直球を投げ込むと、観客は歓声を上げた
その後、5球目には154キロの速球を投じ、その結果、板山を二ゴロ併殺に抑え込んだ
暗雲が立ち込めていた場面から一転し、スタンドは歓喜の声に包まれた
さらに、2死三塁の場面では、駿太に対しカウント2-2からカットボールを投じ、空振り三振でゲームを締めくくった
工藤の投球を見守っていた捕手の坂本は思わずガッツポーズをし、阪神ファンもその瞬間を喜びの拍手で祝福した
なお、工藤は前戦の9日、ヤクルト戦で、3点リードの場面でリリーフとして登板したが、2暴投により得点を奪われ、1/3回で2失点（自責点1）という結果が残っていた
この日、連続四球という厳しい局面を乗り越えた工藤は、ファンから万雷の拍手を受け、喜びが溢れる表情を見せた
工藤選手の九回のピッチングは、非常にドラマティックでした。一瞬の連続四球に戸惑いながらも、彼は冷静さを取り戻し、素晴らしい結果を出しました。特にカットボールでの三振は印象的で、若い彼がこのようなプレッシャーの中でも成功を収めたことは、今後の成長に期待が高まります。
ネットの反応
阪神・工藤投手の試合中のパフォーマンスに対するコメントは多様で、ファンの気持ちが反映されています
一部のコメントでは、工藤選手が連続四球を出したことに対する不安や、コントロールの不安が指摘され、「制球難は使い続けないと修正できない」との意見もありました
一方で、工藤選手がピンチを無失点で切り抜けたことに対し、称賛の声も多く聞かれました
「ベテランのサポートが重要」とのコメントもあり、若手選手が成長するためには経験豊富な選手の助けが不可欠であるという意見もありました
また、坂本捕手の存在が工藤選手を助けており、「坂本の気遣いや働きかけが良かった」という意見が目立ちました
ファンは、工藤選手に対して期待を寄せつつも、現状のストライクの入りにくさを懸念し、「二軍で鍛え直す必要がある」との意見も出ていたり、若手選手に対する大きな声援が工藤選手のメンタル面に良い影響を与えたとの見解も示されています
このように、工藤選手の育成や成長に向けた期待が強く、高いプロ意識やチームへの思いが感じられるコメントが多くありました
ネットコメントを一部抜粋
工藤投手は試合の中でコントロールの修正は効かない感じ。
甲子園のファンが工藤を支えている感じがした。
坂本はやっぱいいね、投手のことをちゃんと見てるし。
制球難は使い続けて修正出来るものでもないから使いどころが難しい。
現状、敗戦処理ぐらいでしか怖くて使えんな。
キーワード解説
- 四球とは？
- カウントとは？
- カットボールとは？
