巨人のドラフト新人、プロ初実戦で無失点デビューを達成

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◆独立リーグ交流戦 BC茨城2―7巨人3軍(12日・さくら運動公園) 12日、さくら運動公園において行われた独立リーグ交流戦で、読売ジャイアンツのドラフト4位・石田充冴投手(北星学園大付)と育成ドラフト2位の堀江正太郎投手(文星芸大付)がプロ初の実戦登板を果たし、いずれも無失点でデビューを飾りました

堀江投手は、チームが2点リードしている5回から登板

3番からの好打順に対し、右飛、空振り三振、遊ゴロに仕留めて3者凡退を達成し、安定したピッチングを披露しました

続いて、6回に登板した石田投手は、先頭打者を空振り三振に仕留め、その後は1死を取った後に中前安打を許すも、続く打者を二ゴロと左飛に封じ、無失点の投球を続けました

堀江投手は、この試合で自己最速となる150キロを計測し、「150キロ出たことと、好投できたことに関しては1番は周りのおかげだと思います」とコメント

選手としての成長に対する感謝の気持ちを述べ、「ここまで成長できたのも、ジャイアンツの育成方針のおかげだと思っています」と明かしました

昨夏の栃木大会では1試合で19奪三振を記録し、ドクターKとしての異名を持つ堀江投手は、「今の現状に満足するのではなく、さらに上を目指して突き抜けた存在になれるよう地に足をつけて、また一から頑張っていきたいです」と意気込みを語りました

今回の試合での石田充冴投手と堀江正太郎投手の活躍は、ジャイアンツの今後の期待を高めるものでした。特に、若手選手がプロ初実戦で無失点を達成することは、彼らの将来に明るい兆しをもたらしています。堀江選手が自身の成長を周囲の支えに感謝しつつ語る姿勢は、プロ選手としての真摯な態度を象徴しています。
キーワード解説

  • ピッチング:ピッチングとは、野球で投手がバッターに対してボールを投げる技術のことです。ボールを投げるスピードやコントロールが重要です。
  • 三振:三振とは、バッターが3回のストライクでアウトになることを指します。投手がバッターを打たせずにアウトにすることです。
  • 奪三振:奪三振は、投手がバッターを三振に仕留めることを指します。高い奪三振率を持つ投手は、非常に優れた能力があると評価されます。
  • 育成ドラフト:育成ドラフトとは、プロ野球が若手選手を育てるために設けた制度で、特に未熟な選手や大学生、社会人選手が対象になります。

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