西武・源田、決勝点を挙げチームを引っ張る!復活劇の裏に秘めた執念

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◇パ・リーグ 西武2―1日本ハム(2025年4月12日 エスコンF) 一瞬の判断が試合の流れを変えた

西武ライオンズの源田壮亮選手が、8回の勝負どころで見事なスライディングを決めて、チームにとって待望の決勝点をもぎ取った

この場面は一塁に向かう際に、普通は足を使って全速力で走るか、ヘッドスライディングを選択するが、源田は一瞬で判断を下した

「とっさに思った

ぶつかりそうだな、と

これは初めての経験だった」と、ケガのリスクを回避する巧妙なプレーで勝利への執念を示した

試合は0-0のまま進んでいたが、8回の二死一、三塁の場面で源田が打席に立った

彼の詰まった打球は一、二塁間を抜け、二塁手の奈良間選手が懸命に処理したが、源田の足の速さには敵わなかった

結果として、源田のスライディングがセーフとなり、その内野安打が先制点となった

これに対して新庄監督がリクエストを行ったが、判定は覆らず、これが27イニングぶりの得点となった

源田は試合後に「やっと得点できて、本当に嬉しかった」と喜びを表した

源田にとって今シーズンは特別な意味を持つ

昨年の12月に不倫問題が報じられ、謝罪会見を行った後の開幕前には西口監督にレギュラー返上を申し出て、新たなスタートを切った

開幕から14打席連続無安打で苦しんでいたが、この日は今季初の猛打賞を記録し、チームの士気を高めた

西口監督も「勝つために何をすればいいのかという思いが出た」とそのプレーを称賛し、源田自身も「今日はいい感じなので、明日も続けたい

勝つことが重要だ」と意気込みを語った

今回の試合での源田選手の活躍は、彼の復活劇を物語っています。過去のトラブルから立ち直り、全力でチームに貢献しようとする姿勢が、このプレーによって示されたことは多くのファンにとっても元気をもらえる瞬間でした。これからの源田選手の活躍がますます楽しみです。
キーワード解説

  • 源田壮亮とは?:西武ライオンズの主力選手であり、内野手として素晴らしい守備力と走塁能力を持つ。
  • リクエストとは?:試合中に判定に異議を唱える制度で、ビデオ映像を用いて審判の判定を再確認すること。
  • 猛打賞とは?:1試合で3安打以上を打つことを指し、選手の好調ぶりを示す指標。

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