ヤクルト・奥川、阪神戦での苦しい投球とチームの連敗

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ヤクルトの奥川恭伸投手(23)が4月15日の阪神戦(松山)で、今季3度目の先発登板を果たしましたが、苦しい結果に終わりました

試合はヤクルトが1対5で敗北し、奥川は5回1/3を投げて8安打、6奪三振、1四球、5失点という内容で今季初黒星を喫しました

奥川のピッチング分析

試合序盤から苦しい展開が続いた奥川は、初回に先制点を許すも、2回から4回の間は粘り強い投球を展開し、相手打線を抑え込むことに成功しました

このような粘りのピッチングを「クオリティスタート」と呼ぶこともあります

クオリティスタートとは、先発投手が6回以上を投げ、3失点以内に抑えることを指し、投手としての価値を示す指標にもなります

しかし、6回に突如崩れ、先頭バッターに見逃し三振を奪うも、その後は森下に右前打、佐藤輝に三塁打、さらに大山、前川にも連打を許し、4連打で一気に3失点

ここでヤクルトは奥川を降板させ、2番手の木沢投手にリリーフを託しましたが、木沢も梅野に2点適時打を許し、この回の失点は4点に

試合はあっという間に5対0となり、ヤクルトのベンチは沈黙しました

打線の不振も影響

一方、打線も5回まで無安打のままで、相手先発・才木に対してなかなか得点を奪うことができませんでした

9回に西川がチーム初安打を記録しましたが、逆転のチャンスは生まれず、結局1点返すのがやっとでした

これにより、ヤクルトは連敗を喫し、再び借金が1となってしまいました

選手のコメント

試合後、奥川投手は「最少失点で粘っていたんですが、良い流れを持ってくることができませんでした」と振り返り、次回以降の更なる奮起を誓いました

まとめ
ヤクルトはこの敗戦により状況が厳しくなりましたが、今後の試合に向けての修正点が求められます

奥川投手の今後の成長に期待が寄せられます

ヤクルトが阪神に敗れた試合は、ピッチャーの奥川投手にとって厳しい結果でした。試合前半の粘りは評価できますが、6回の崩れが大きな痛手となりました。一方で、打線が沈黙したのも敗因の一つで、チーム全体の状態を見直す必要があります。
キーワード解説

  • クオリティスタートとは?先発投手が6回以上を投げ、3失点以内に抑えることを指し、投手としての価値を示す指標です。

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