中日・土田が2軍戦で見せた美技
中日ドラゴンズの22歳内野手、土田龍空選手が5年目のシーズンに入り、2軍の試合で非常に注目を集める華麗な守備を披露した15日に行われたウエスタン・リーグのオリックス戦において、土田選手は「6番・二塁」としてスタメン出場
3回の表、オリックスのオリバレス選手が打った二遊間へのゴロに対し、迅速に反応し逆シングルでボールを捕球するという見事なプレーを見せた
逆シングルとは、ボールが打球になってきたときに体の逆側で捕球する技術のことで、難易度が高いプレーの一つである
土田選手はこのプレーを見事に成功させ、一塁へ正確な送球を行い、この攻撃をアウトに終わらせた
土田選手は滋賀県の近江高等学校から2020年のドラフトで2位指名を受け、中日ドラゴンズに入団
1年目から1軍の試合に出場し、2年目には62試合、3年目には114試合に出場を果たした
主に遊撃手としてプレーし、守備のパフォーマンスを数値で示す指標の一つ「UZR」において、2023年の遊撃手部門で12球団中1位の9.1を記録するなど、その実力を証明している
しかし、昨シーズンの出場試合は17試合にとどまり、2025シーズンもこれまで1軍での出場機会はなかった
SNS上では「早く1軍に上がってほしい」「彼のセンスは素晴らしい」「この安定感は本物」といった期待の声が上がっている
土田選手のプレーは、若手選手が成長し続ける中で特に注目に値するものです。特に守備において高い能力を持っていることが数字で証明されており、ファンからの期待も非常に大きいです。彼が1軍でどのような活躍をするか、今後が楽しみです。
ネットの反応
中日ドラゴンズの22歳選手、土田龍空選手に対するコメントは多岐にわたり、彼の守備力や美技に対する高い評価が目立ちます
多くのコメントでは、「一級品」と称され、早く一軍での活躍が見たいとの期待感が表れています
また、選手の打撃力についても指摘があり、一部のコメントでは打率が2割5分であれば良いとの意見もあります
これは、守備さえしっかりしていれば、打撃面の数字にあまりこだわらないという見方を反映しています
一方で、選手の態度やプレースタイルに対しての懸念の声もあり、「態度が悪い」との意見や、過去に起用されながら結果を残せなかった選手と比較されることもありました
また、怪我のリスクや、レギュラーとしての安定感が求められる中で、苦しい状況にあることも指摘されています
他の選手との比較や状況判断についてもコメントがあり、今後の成長に対する期待と同時に、慎重な見方も存在しています
全体として、土田選手には多くのファンが期待を寄せており、特に守備に対する評価はいずれも高いです
しかし、打撃の不安定さや態度について意見が分かれるなど、ポジティブな意見と厳しい意見が交錯している状況がみてとれます
彼が一軍に昇格する際には、守備だけでなく打撃面でも結果を出すことが期待されていると言えるでしょう
ネットコメントを一部抜粋
ドラゴンズはマジで一級品選手多いのにねえ。
守備は、良いですよ。
目を見張るような守備がある。
早く1軍で見たいし、球界を代表するショートになってほしい。
最近は内野手でも打てないと一軍に上がれないからね。
キーワード解説
- UZRとは？：UZR（Ultimate Zone Rating）は、野球における守備の能力を数値化した指標で、選手が守備でどれだけの貢献をしたかを表したものです。プラスの数値は守備が良かったことを示し、マイナスは逆に守備に問題があったことを表します。
