しかし、本拠地東京ドームでの公式戦初マウンドに立った田中は、2回7安打6失点という厳しい内容で降板を余儀なくされた
これにより、日米通算199勝目を手にすることはできず、今季の勝利数は2にとどまった
田中将はこれまでのキャリアの中で、NPB(日本プロ野球)での先発登板において、2回以下で降板するのは2007年3月29日のソフトバンク戦以来、実に13年ぶりのこととなった
当時、田中は1回2/3を投げて6失点、さらに2012年7月29日の西武戦でも2回で5失点を喫しているが、いずれも若手時代の出来事であり、この日は36歳のベテラン選手が経験する厳しい試合となった
初回には2点を先制され、続く2回にはさらに4失点を重ねてしまった
試合後、ベンチに戻ると、阿部慎之助監督(46)から労いの言葉をかけられ、肩を叩かれた
田中の投球内容は、2回を投げて打者14人に対して52球を投げ、1三振、与えた四球は1つ、最速149キロの直球を記録したが、結果には結びつかなかった
現在、田中は今季2試合を通じて7回を投げ、12安打7失点の成績で、防御率は9.00となっている
今後の投球に期待が寄せられるが、ベテランの奮起が求められる状況となる
今回の試合は、田中将大選手にとって厳しい内容となった。36歳という年齢も手伝い、昨年からの移籍後初めての東京ドームでの登板にもかかわらず、期待に応えられなかったことは残念である。今後、田中選手がどのように立て直しを図るのかには注目が集まっている。
ネットの反応
今回の巨人・田中将大選手の降板に関して、コメント欄では多様な意見が寄せられています
その中には、試合の内容について「こうなるだろうって昨日から予想出来た」という意見があり、事前の試合展望と実際の結果がリンクしていることを反映しています
また、「前回の中日戦と内容はそんなに変わらないと思うよ」と示すことで、一貫したパフォーマンスの低下を指摘するコメントも見られました
一方で「厳しいと思うけど何とか復活して欲しいですね」との声からは、田中選手への期待感と励ましが感じ取れます
さらに、田中選手の記録達成について「まぁ、200勝はあくまでも通過点らしいからなー」とのコメントもあり、その達成に向けた希望を持ち続けるファンも多いことが伺えます
逆に「田中サッパリです!今年で終わりです!」といった厳しい意見もあり、状況の深刻さを表現しています
今季のパフォーマンスに不安を抱くファンは多く、「オープン戦からずっと打たれてるからね」と指摘し、今後の展開への懸念も見えています
この記事からは、田中選手の状態を憂う声と同時に、彼の復活を信じるファンの思いが交錯している様子が伝わります
ネットコメントを一部抜粋
こうなるだろうって昨日から予想出来た。
厳しいと思うけど何とか復活して欲しいですね。
まぁ、200勝はあくまでも通過点らしいからなー。
田中サッパリです!今年で終わりです!
去年全休のようなものだし、キャンプを経てこのような感じでは厳しいな。
キーワード解説
- NPBとは?日本プロ野球の略称で、日本のプロフェッショナルな野球リーグを指します。
- 防御率とは?投手の成績を示す指標で、与えた自責点を投球回数で割った数値です。低いほど良い成績とされます。
- 四球とは?投手が打者に対してストライクゾーン外の球を投げ、4球目に到達したときに打者が自動的に一塁へ進めることを指します。

