坂本勇人、2軍での再調整を経て初のイースタン・リーグ出場

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
イースタン・リーグの巨人対西武戦が18日にジャイアンツタウンで行われ、巨人の坂本勇人内野手(36)が2軍降格後初めて公式戦に出場しました

坂本は「2番三塁」として先発出場し、3打数1安打で5回途中に交代しました

しかし、彼自身は「ヒット出たことはもちろんよかったですけど、感覚的には『いい』とは正直言えないんで」と振り返りました

初打席からの苦戦

坂本の初打席は、西武のドラフト5位ルーキー、篠原響投手(18)との対戦でした

1回の1死に2ストライクから見逃しで3球三振に倒れ、続く第2打席でも再び篠原と対戦しましたが、外角の変化球に泳がされ遊ゴロに倒れてしまいました

このように、初打席から2打席連続での苦戦が続きました

待望のヒット

しかし、5回1死一塁からの第3打席では、篠原投手の初球148キロの直球をしっかりと捉え、右前打を放ちました

このヒットにより、一、三塁と得点のチャンスを広げ、坂本はその後代走に交代しました

心境の変化

試合後、坂本は心境を語りました

「オープン戦から外野の間を抜けるようなヒットも出てないですし

客観的に見て、1軍の打席に立っていい状態ではないなと感じています

どこかのタイミングで監督と相談しながら言った方がいいのかなという思いもありました

今後の見通し
今季、坂本は開幕から11試合に出場していますが、打率は1割2分9厘と不調が続き、15日に出場選手登録を抹消されました

阿部慎之助監督(46)は、坂本の2軍降格について「もう数字を見れば仕方ないことだし、本人としっかり話し合った上でファームに行かせました」と述べています

監督は坂本の昇格についても触れ、「2軍で調子が良ければ上げる

2割打てば今2軍ではいいバッターだ」とコメントしました

坂本勇人選手の再調整については、ファンにとって心配な要素もあります。特に36歳という年齢での不調は進退に影響を及ぼす可能性が高いため、彼の今後の成績に注目が集まります。また、若い選手との競争も厳しい中で、坂本選手がどのように立ち直るのかが非常に興味深いです。
キーワード解説

  • イースタン・リーグとは?:プロ野球の2軍チームが参加するリーグで、プレシーズンを含む実戦形式のトレーニングを行います。
  • 降格とは?:選手が一時的に上のリーグ(1軍)から下のリーグ(2軍)に移動することを指します。
  • 打率とは?:選手の打撃成績を表す数値で、ヒット数を打数で割った割合を示します。高いほど良い成績とされます。
  • 再調整とは?:選手が不調な状態から立ち直るため、練習や試合で調子を取り戻すプロセスのことを指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。