阪神・村上頌樹投手、4回で5失点もシーズン前半の安定感は健在

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◇プロ野球セ・リーグ 阪神-広島(18日、甲子園球場)3連勝中の阪神タイガースの先発、村上頌樹投手が、4回を投げて5失点と苦しい投球を強いられ、今季防御率が3.28に悪化した

この日の試合、村上投手はスタートダッシュを切ったものの、早々に崩れてしまった

試合は、村上投手が2点の援護を受けた直後の第2回表に、先頭打者からの3連打で同点を許してしまった

その後も、四球と送りバントで1アウト2、3塁のピンチを迎える

ここで、1番の二俣翔一選手に14球も粘られた末に四球を与えてしまい、1アウト満塁の窮地に追い込まれた

続く矢野雅哉選手には犠牲フライを打たれ、逆転点を献上する結果となった

この回、村上投手は4番・末包昇大選手に連打を浴びてしまい、一気に5失点

この時点で球数はなんと69球に達していた

3回と4回はランナーを得点圏に置きながらも無失点を記録したが、内容としては厳しいものだった

結局、5回からは島本浩也投手に交代し、村上投手は4回を投げ終え、7安打3四球5失点という結果となった

村上投手は試合前までに今季3試合で3連勝、防御率1.74を誇っていたが、一日のうちに数字を大きく崩してしまった

しかし、前半の堅実なパフォーマンスと今後の復調が期待される

村上頌樹投手の今回の試合は、彼のシーズンスタートの安定性に疑問を投げかける結果となりました。前半戦では素晴らしい成績を残していたが、今回のパフォーマンスにより、後半戦の期待が少し揺らいでしまったようです。ただし、長いシーズンにおいては、一時的なスランプも珍しくないため、今後の彼の調整や復活に期待したいところです。
キーワード解説

  • 防御率とは?:投手がどれだけ失点を抑えることができるかを示す指標で、試合あたりの失点を計算したものです。
  • 先発投手とは?:チームの試合開始時に最初にマウンドに上がるピッチャーのことを指します。
  • 四球とは?:投手が投げたボールがストライクゾーンに入らず、打者が無条件で一塁に進むことができることを意味します。

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