阪神、広島に逆転負けでホームゲームでの勝率苦戦

　「阪神２－５広島」（１８日、甲子園球場）　阪神は広島との首位攻防３連戦の初戦で逆転負けを喫し、甲子園での勝ち星が遠のいている

今季初めて甲子園で４番に座った佐藤輝明内野手（２６）は２安打を放つ好調ぶりを見せたが、チーム全体としては１勝６敗１分けという厳しい成績で、地元ファンの期待には応えられなかった

　この日、観衆は今季最多の４万２６１８人に達したが、阪神ファンの盛り上がりは初回の攻撃時のみで、以降はスコアボードに「０」が並び続け、選手もファンも精彩を欠いていた

ビジター戦では７勝１敗と圧倒的な強さを見せている阪神だが、ホームスタジアムでは１勝のみにとどまっている

　２点リードで迎えた二回、阪神の先発投手村上は広島打線に捉えられ、まさかの５失点を喫する

試合後、藤川監督は「相手にうまくやられた」と振り返り、次の試合に向けた反省を述べた

一方で佐藤輝は、試合中に好調さを維持し続け、「いいスイングができている」と頼もしいコメントを残した

　次の試合ではファンを喜ばせる勝利を目指す阪神

藤川監督は「当然」と勝利の約束をし、チーム全体で反発を図る

開幕からホームで勝ち越しがない状況が続いており、歴史的な意味を持つ連敗を避けるために、何としても次戦で勝ち星を取りたい

試合日	対戦チーム	結果	阪神記録
4月2日	DeNA	1分け2敗	0勝
4月8日・9日	ヤクルト	2連敗	0勝
4月11日・12日	中日	1勝1敗	0勝
4月18日	広島	逆転負け	0勝

今回の試合で阪神は広島に逆転負けを喫し、ホームスタジアムでの勝率の悪さが浮き彫りとなりました。特に観衆が多く訪れる中でのこの結果は、ファンの期待とは裏腹で、藤川監督も厳しい表情を隠せませんでした。今後の試合が鍵となるでしょう。

キーワード解説

• 逆転負けとは？試合の途中でリードをしていたチームが、勝利を逃すことを指します。
• ４番とは？野球の打順の中で最も重要な位置にいる選手を指し、主にホームランを打つ役割を担います。
• 甲子園とは？阪神タイガースの本拠地である野球場の名前で、日本で最も有名な球場の一つです。