日本ハムがオリックス戦で今季初勝利、選手起用に新庄監督の意図が垣間見える

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【柏原純一「烈眼」】日本ハムが19日に行われた首位オリックスとの対戦において、7―4で見事に勝利し、今季初めてこのカードでの勝ち星を獲得した

この試合で特筆すべきは、スターティングメンバーから外れ不調を極めていた万波中正(外野手=24)が代打として登場し、決勝となる3ランホームランを放った点だ

この一発により、万波はクラッチヒッターとしての役割を見せつけると共に、故障で出遅れていた1番打者・水谷瞬(外野手=24)も今季の初本塁打を決め、チームにとって元気の出る一勝となった

試合展開では、6回無死一塁の場面で選手起用が注目された

この局面では、敵の二番手ピッチャー・古田島に対して、6番打者のレイエスが四球で出塁した

しかし、その後の下位打線では連続でフライアウトが続き、攻撃は終了してしまった

ここでのサイン出し、すなわちバント戦術を使わなかった点が議論となる

バントは犠打とも呼ばれる技術で、主に走者を進めるための手堅い戦法として知られている

新庄監督は今季開幕以来一度もバントのサインを出していない

これは、選手たちの個々の状態を重視する方針の表れとも考えられる

ただし、シーズンが進み、他チームの中継ぎピッチャーのパターンが固まっていくと、これまでのように攻撃を一方的に行うだけでは勝利が難しくなる

新庄監督は、先発投手を攻略するための策を練る必要があることを理解しているだろう

新庄監督は「まだこの時期だから」ともコメントしており、これはペナントレース全体を見据えた采配であることを示唆している

選手の状態を調整しながら、チームの強化を進める過程でもあるだろう

今後の試合で、どのように勝ちに繋げられるかが、一つのカギとなるかもしれない

今回の試合で日本ハムが勝利を果たしたことは、チームのモチベーションを高める効果が期待できる。しかし、選手起用や戦術に関してはさらに改善の余地があり、今後の試合での戦略が注目される。バントのサインを出さなかった新庄監督の意図も、今後の展開で明らかになるかもしれない。
ネットの反応

新庄監督が率いる北海道日本ハムファイターズは、オリックス戦で犠打を一切使わない方針を貫いています

この状況にファンたちはさまざまな意見を述べており、犠打のサインは出ているが成功していないという声が多く見られます

「犠打は出しているが失敗しているのに、いつか出すのだろう」と期待を持つコメントや、逆に「細かい戦術を行うのが面倒になったのでは」と指摘する声もあります

特に、選手たちの状況や能力を踏まえた戦略の必要性を挙げる人が多く、バントや犠牲フライの重要性に対する意見が続出しています

また、「もう少し緻密な戦術が観たい」といった意見や、「状況に応じて選手たちが頑張ることが求められる」といった声もありました

ネットコメントを一部抜粋

  • サインは出してるのでは?ただことごとく失敗してるだけで。
  • 新庄が就任した時には、色々物議を醸した犠打が4年経つと、やらないの?ってなるのが面白い(笑)
  • 開幕からの戦い方を見ていて釈然としないものを感じていたが、「なるほどそういうことなんだな」という確信に変わった。
  • 今回の試合、ノーアウトランナー2塁なら犠打で進めるのもありですが、現状犠牲フライすら打てないチームコンディションです。
  • 今年、伏見と五十幡が犠打を企図して失敗したのは新庄監督からの犠打のサインではないのですか?
キーワード解説

  • バントとは?
  • クラッチヒッターとは?
  • ペナントレースとは?

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