2002年にスタートし、四国の野球ファンにとって恒例行事となっているヤクルト主催試合が再び開催された
この試合では、昨年プロ野球史上最年少で200号ホームランを達成した村上 宗隆（九州学院）は二軍調整中のため姿を見せなかったが、ファンの期待は高まっていた
試合開始前には記念碑や着弾点プレートの除幕式が行われたが、場の雰囲気はやや寂しげだった
その理由は、ヤクルトの球団マスコットである「つば九郎」が現在活動休止中で、監督やコーチ陣の間に空いているスペースが彼の存在を強く思い起こさせたからである
つば九郎の担当者が逝去したのは2月19日で、その影響が試合の雰囲気を一層切なくしていた
つば九郎は、愛媛県大洲市出身の故・衣笠 剛前代表取締役会長にゆかりがあり、毎年松山市での主催試合や秋季キャンプなどで地域との関わりが深い
彼の存在は松山市の人々にとって特別な意味を持ち、ファンとのふれあいや地域イベントでも多くの思い出を残している
例えば、某民放テレビ局に出演した際には、高校時代の野球部マネージャーに対する軽妙なジョークが話題になった
また、松山の繁華街では「よるのぱとろーる」に現れたり、新聞社に訪れてサインや似顔絵を提供するなど、親しみやすいキャラクターとして知られていた
昨年の試合では、松本 健吾選手の完全試合と村上の200号記録達成という二つの偉業が達成されたその瞬間に、つば九郎がいてほしかったとファンは口々に語る
2025年の試合でこの空虚感を感じた方は少なくなく、再び坊っちゃんスタジアムで彼が観戦できる日を願ってやまない
つば九郎は、先に紹介された「るーびーけん」を使ってゆっくり休む時間を持ち、またどこかでファンの前に戻ってきてくれると信じたい
最後に、これまでの彼への感謝の気持ちを込めて、「おつかれさま、またね」とメッセージを送りたい
今回の試合では、つば九郎の不在が多くのファンに寂しさをもたらしました。彼は単なるマスコット以上の存在であり、多くの笑いや思い出を与えてきました。ファンたちは彼が戻ってくる日を心待ちにしています。
ネットの反応
コメントの内容は、つば九郎への感謝や思い出を語るものが多く寄せられています
つば九郎は松山ヤクルトの試合において特に愛されており、観客の心を和ませ、楽しい時間を提供していた存在でした
このような存在がいなくなったことに対する寂しさや喪失感を抱いている方が多く、彼が残した数々のエピソードや、ファンの心に与えた影響について触れられています
また、つば九郎のユーモアや愛らしさを懐かしむ声も多く、「天国で見守っているのではないか」との想いが共通して感じられました
ファンは、その存在を通じて、日常の中での幸せや笑いを大切にしていたことを再確認している様子です
つば九郎が与えた影響の大きさ、そして彼がファンの心の中にどれほど深く根付いているのかを語る内容が多く、彼の偉大さを改めて実感させられるコメントが多く寄せられました
これらのコメントからは、つば九郎が愛された証が色濃く伺え、彼を思い出すたびに心が温かくなるような声が多く見受けられました
どのコメントにも、ファンの彼への愛情や感謝の気持ちが表れています
それは、つば九郎がこの世を去った今でも生き続けている気持ちを表現しているものであり、ファンにとって彼の存在は特別であることを示しています
ネットコメントを一部抜粋
つば九郎、松山では何を肴にるーびー飲んでたのかな。
テレビ中継で映った外国人の観客も、つば九郎の失敗した姿に天を仰ぎながらも終始ニコニコしていた。
ただ呟くのは簡単だと思っていて、頑張ってるつばみ姫に失礼にならないかな？と控えるようになりました。
つば九郎が天国から怒ってるよ。
つば九郎には「大切な存在がいなくなること」の意味を大きく教えられてるよな。
キーワード解説
- つば九郎とは？ヤクルトスワローズのマスコットキャラクターで、活動停止中のため、今試合ではその姿を見ることができませんでした。
- 国歌斉唱とは？試合前に歌われる国の歌で、選手やファンの心を一つにします。
- 記念碑とは？特定の出来事や人物を記念するために設置された碑です。過去の偉業を称えるために用いられます。
