ソフトバンク、連敗を止め栗原陵矢が勝ち越し打でチームを救う

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(パ・リーグ、西武1-3ソフトバンク、6回戦、西武4勝2敗、20日、ベルーナD)開幕から主力選手が次々と離脱した苦しい状況にあるソフトバンクが、今回の試合で連敗を「5」で止めました

初戦では2投手による継投が実を結ばずノーヒット1ランを食らい、2戦目では完全に零封負けを喫していましたが、3月に右脇腹の痛みから復帰し、17日に初めて一軍に昇格した栗原陵矢内野手(24)がその暗雲を晴らしました

栗原選手は「一打席ずつ集中するだけ

勝ちが欲しかったし、打ててよかった」との思いを語ります

彼は4試合連続で「3番・三塁」として先発し、3回の打席で周東の一ゴロエラーにより同点の状況で、一死一、三塁の場面

ここで渡辺選手のフォークボールを右前に打ち返し、チームを勝ち越しに導く初打点を挙げました

その後、5回と7回にも打球を記録し、今季初の猛打賞を達成しました

試合を見守ったベテランの柳田選手からは「野球をうまくなるしかない」という言葉が送られ、栗原選手はそれを励みにしていました

そしてこの勝利はチームにとっては、12日のロッテ戦以来8日ぶりの白星となりました

試合前、王貞治球団会長(84)は、東京都内から球場に駆けつけ、選手たちにシンプルに物事を考えるよう訓示

彼は「なかなかうまくいかないことが多いが、自分のやるべきことをシンプルにやろう」と伝え、勝利後には「(シーズンの)出だしだから余計に気になるし、目立つ

これより悪くはならないと思うよ」と安堵の表情を見せました

小久保裕紀監督(53)は「会長に心配をかけた

みんな一つ勝つことに必死になっています

やるべきことをやる中での連敗が続いていましたが、勝ってよかった」とコメントしました

これから彼らは、主力が揃うまで耐え忍び、反撃の時を静かに待つ姿勢を見せています

今回の試合は、ソフトバンクにとって非常に重要な勝利でした。連続した負けの中で、若い選手がしっかりと結果を出し、チームを救う姿勢は賞賛に値します。また、王会長の言葉も選手たちにとって大きな励みになったでしょう。これからの試合で彼らの更なる成長が期待されます。
キーワード解説

  • 栗原陵矢とは?24歳の内野手で、最近復帰したばかりですが、この試合で重要な役割を果たしました。
  • 猛打賞とは?1試合で3安打以上を記録することを指し、ここでは栗原選手が達成しました。
  • 王貞治とは?日本のプロ野球界のレジェンドであり、現在はソフトバンクの球団会長を務めています。

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