沖縄の精霊「キジムナー」をあしらった日本ハム・金村のグラブが話題に

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◇パ・リーグ 日本ハム2―0オリックス(2025年4月20日 京セラD) 【記者フリートーク】試合中、暗いスタンドの一角からふと目に留まったのは、日本ハム・金村の黒いグラブ

その隙間からは、赤髪をした不思議なキャラクターが覗いていた

一体これは何か?それを聞くと、金村選手は笑顔で「キジムナーです

沖縄では有名ですよ」と答えた

キジムナーとは、沖縄の伝承に登場する樹木の精霊を指します

元々は災いをもたらす存在として恐れられていましたが、今では「いたずら好きで優しい精霊」として親しまれています

このグラブを提供したミズノ社の担当者も沖縄出身であることから、沖縄の文化を反映したデザインが採用されました

最初はシーズン後半での使用を予定していましたが、金村選手がこのデザインを気に入ったため、開幕から使用することとなったのです

この試合では、金村選手と同じ沖縄県出身のオリックス・宮城選手との投げ合いも注目されました

金村選手は「沖縄のファンは楽しみにしていたと思う」と振り返り、キジムナーの存在が自身のパフォーマンスを後押ししてくれたのかもしれないと話しました

今後も、金村選手の活躍と沖縄の文化が融合したストーリーに注目が集まります

今回の記事は、野球と沖縄の文化が見事に融合した事例を取り上げており、多くのファンに新たな興味を引き起こしています。金村選手のグラブに描かれたキジムナーは、ただのデザインではなく、沖縄の伝承を象徴する存在として特別な意味を持っています。今後の試合でも、このグラブを通じて沖縄文化が広がっていくことに期待したいです。
キーワード解説

  • キジムナーとは?沖縄の伝説に登場する樹木の精霊で、昔は悪魔とされていたが、今は優しい精霊として親しまれています。
  • グラブとは?野球選手が捕球の際に使う手袋のことで、特に投手や内野手が使うものを指します。
  • パ・リーグとは?日本のプロ野球のリーグの一つで、セ・リーグと並ぶメジャーリーグの形態を取っています。

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