この勝利により、中日の勝率はついに5割に戻った
試合は、2回に6番・ジェイソン・ボスラー外野手が先発の平良から来日1号となる先制ソロを放つことで幕を開けた
さらに、4回には木下拓哉が左前への適時打を放ち、追加点を挙げる
先発の松葉貴大が7回途中までDeNA打線を3安打、無失点に抑える圧巻の投球を見せ、今季3勝目(1敗)を挙げた
松葉は「昨年は向こうの対策にアジャストできなかったが、キャッチャーの求めるとおりに投げられた」と振り返るように、立ち上がりからコーナーを突く正確な投球を展開した
この日、松葉は直球やカットボール、ツーシーム、スプリットを巧みに使い分け、打者23人に対してわずか3安打を許した
今季の被打率はなんと1割9分1厘となっており、松葉の配球がいかに効果的であるかを物語っている
また、守備面でも冷静な対応を見せた
1回には盗塁を試みた三森を牽制でアウトに取り、4回には一塁走者の度会を冷静にカバーし、ランナーをアウトにした
松葉は「情報をしっかり頭に入れているので冷静に対応できた」と語った
さらに松葉は、6回の代打・京田の誕生日を祝う音楽が流れる中、靴紐を結び直すことで演奏中に打席が終わることへの配慮を見せた
結果的には京田を一ゴロに打ち取り、負けずに試合を進めた
今回の試合では、中日が見事な勝利を収めたことが注目されます。特に松葉選手の好投とボスラー選手の初ホームランがチームにとって大きな力になったと思います。引き続き、今後の試合でもこの調子を維持してほしいですね。
キーワード解説
- 松葉とは?中日の投手で、正確な投球で知られ、昨シーズンの対策を改善し、今季は好成績を残している選手です。
- ボスラーとは?中日の外野手で、昨年から活躍している選手。今回の試合で来日初ホームランを記録しました。
- 無失点とは?試合の中で、相手チームに得点を与えず、全てのイニングで得点を許さない状態のことです。
- 被打率とは?投手が被打球した回数を基に算出された数字で、数字が低いほど投手の防御力が高いことを示しています。

