DeNA、今季最悪の零封負けを喫す。松葉の巧みな攻撃に屈する

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【川上憲伸の目】◇20日 中日2―0DeNA(バンテリン) 横浜DeNAベイスターズは、中日ドラゴンズに対して痛恨の連敗を記録し、3安打零封負けを喫した

先発投手の平良は高卒3年目の捕手・松尾とのバッテリーとして登板し、序盤から苦しい展開を強いられた

試合は2回裏、中日のボスラー選手が来日1号となる先制ソロホームランを放ち、平良投手のシンカー(変化球の一種、通常は落ちる球を打者に食い込むように投げられます)に対しても見事な打撃を見せた

平良は、追い込んでから高めのストレートというボール球を挟んだ後、真ん中に入ったシンカーを運ばれてしまった

さらに4回裏には、2死一、二塁から中日の木下選手に適時左前打を決められ、追加点を与えてしまう

これも1ボール2ストライクから外角に一球外したその後のシンカーを捉えられたもの

打者にとってはこれが打ち頃の球となってしまった様子が見受けられた

中日スポーツ評論家である川上憲伸さんは、試合後に「配球がもったいなかった」と指摘

特にボスラー選手の打席では、初球に外角ストレートでストライクを取り、その後シンカーを2球続けて空振りさせ、優位に立っていた状況にもかかわらず、次の球がボールであったために主導権を失ったと分析した

川上さんは、「高めや外に外すよりも、ワンバウンドにしてコースギリギリを狙うべきだった」と述べ、バッテリーの駆け引きや工夫の欠如を検証した

信頼できる打撃のなかでボールの攻め方が改めて問われる一戦となった

今回の試合は、DeNAにとって非常に苦しいものとなりました。特に先発平良投手が変化球の配球で工夫を欠いたことが響いたように思います。主導権を失った状況から立ち直るためには、より戦略的なボール層の構築が求められるでしょう。今後の試合でも、この悔しさを教訓とすることが重要です。
ネットの反応

多くのコメントでは、DeNAの平良投手と松尾捕手のバッテリーについての意見が寄せられています

特に、松尾選手の成長が期待される一方で、彼の配球やキャッチングに対する批判もありました

「松尾は捕手としてまだまだ一軍レベルではない」という意見があり、配球に関する指摘が見受けられます

具体的には、「インロー以外はボスラーは本塁打にできないので、見せ球で投球苦しくするのは確かにもったいなかった」といったコメントが挙げられ、配球の質が試合に直結するという考え方が強調されています

また、松尾選手自身が経験から学び、成長することが重要であるという意見も多く見られます

「松尾くんはこれも経験にしてもらえれば」というように、ファンは彼の成長を願っています

さらに、「平良、今年は大丈夫と思わせたのが収穫でした」との意見もあり、投手としての平良選手に対する期待も高まっています

一方で、チーム全体のパフォーマンスに対する懸念もあり、「このままではリーグ優勝なんて夢の夢」といった深刻な意見も目立ちます

これらのコメントからは、ファンの期待と不安が入り混じった様子が伝わってきます

ネットコメントを一部抜粋

  • ボスラーはそこそこやってくれそうですね。
  • 松尾は捕手としてはまだまだ一軍レベルではないと思います。
  • 平良投手の専属か、代打の切り札的な起用になるように思います。
  • このままでは、リーグ優勝なんて夢の夢、3位だって厳しいと思います。
  • 観戦していましたが、川上さんのおっしゃる通りでした。
キーワード解説

  • シンカーとは?:シンカーとは、投げられたときに打者の方に食い込むように変化し、通常は落ちる球を指します。
  • 零封とは?:零封とは、試合で相手チームに得点を許さずに勝利することを意味します。

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