その中で、勝ち試合を締めくくる九回には、昨季のセーブ王である則本昂大投手(34)が登場する
今季も情熱あふれる投球でこれまでに2勝1敗5セーブを記録している
ここでは、先発から抑えへとポジションを転換した彼の準備の流儀に迫る
則本の独自の練習スタイル
3月28日に行われたオリックス戦(京セラスタジアム)では、試合前の練習を終えた若手中継ぎ陣が次々とベンチに引き上げる中、則本は最後までグラウンドに留まっていた彼が外野で行うのはフリー打撃の打球を追うことだった
打撃練習が終わるまで、彼は真剣な表情でボールを追い続けた
練習への姿勢
則本は、自身の練習スタイルについて「中継ぎをやっている今、自分のペースではマッサージの順番も遅くなることがあるが、練習を最後まで行うことが自分のモットーだ」と語る彼の『球拾い』は、通常先発投手が行うセッションだが、則本は自分のスタイルに取り入れ続けている
焦らずに準備を続ける
今年の8日、日本ハム戦では九回に同点でマウンドに上がるも、清宮幸に決勝打を浴び初黒星を喫したこの敗戦を受けて、チームは6連敗にまみれることとなったが、則本は焦らずに練習を続け、外野での球拾いを欠かさなかった
「投げたい気持ちはあったが、焦る必要はない」と冷静に語る彼の姿勢は、多くの選手にとって見本となる
継続する意志の強さ
昨年の経験を思い返す則本は、コーチからのアドバイスを思い出し「年間通して球を追い続けることこそが、継続する難しさを乗り越える手助けになる」と考えている昨季セーブ王になった理由がここに伺える
「球を追いかけるのは結構楽しいです」と、彼は野球少年に戻ったかのような明るい表情で語った
則本のトレーニングに対する情熱と、守護神としての準備の流儀が、楽天の優勝へ繋がることを期待したい
則本昂大投手の姿勢と練習の重要性が伝わる内容です。彼の『球拾い』という独特のトレーニングスタイルが示すように、選手の成長には時間と努力が必要であることを改めて認識させられました。これからの彼の活躍から目が離せません。
ネットの反応
楽天イーグルスの則本選手が行う“球拾い”に関するファンのコメントは、彼の姿勢に対する称賛が中心となっています
多くのコメントでは、則本選手が身につけた基礎を大切にする姿勢が、後輩選手たちにとっての手本となっていると指摘されています
実績豊富な選手が率先して基本に取り組む様子は、若手選手たちに伝統を受け継ぐ重要性を教えるものであり、楽天の将来に明るさをもたらすと期待されています
また、則本選手は守護神へと配置転換されてからも、結果を残しており、その姿勢にファンは強い信頼を寄せています
「チームのために先発への拘りを捨てた決断は素晴らしい」とする意見や、「守護神としての実績は称賛されるべき」といった支持の声が多くみられました
一方で、「則本選手は過去に不倫スキャンダルがあった」との指摘もあり、彼に対する評価が一様ではないこともうかがえます
それでも、多くのファンは彼の努力や献身的な姿勢を称賛し、今後も楽天の顔として活躍し続けることを願っています
最後には、今後の競争やチームの成績に対する期待が寄せられ、特に今後の日本ハム戦への意気込みが見受けられました
ネットコメントを一部抜粋
だから則本についていく後輩投手は多い。
球拾い、野球選手の練習の基礎だと思います。
素晴らしいですね。その背中を見て若手達は学ぶことが多いと思います。
守護神則本の成績に不満がある人もいるとは思うが、本当に頼もしい存在だと思います。
私はどうも不倫した選手だしなあって、、、
キーワード解説
- クローザーとは?:クローザーとは、試合の終盤に登板し、勝利を確実にするためにチームのリードを守る投手のことを指します。一般的に、クローザーは精神的な強さや高い集中力が求められます。
- セーブ王とは?:セーブ王とは、シーズン中に最も多くのセーブポイントを記録した投手に与えられる称号です。セーブポイントは試合の終わりにリードを守った時に与えられます。
- 球拾いとは?:球拾いとは、野球の練習において、打たれたボールを拾う作業を指します。選手が試合後や練習中に行い、フィールドの整備にも役立ちます。

