開幕からスタメン捕手として先発する甲斐は、攻守ともにチームに大きく貢献しているが、特に注目すべきはその打撃力である
現在の時点で、甲斐は20試合を消化しながらリーグの打率部門で岡本和真選手に次ぐ3位の「.333」を記録している
この成績は出塁率や長打率も含めてハイアベレージを示しており、時には2番打者としても起用されるなど、重要な役割を果たしている
さらに、甲斐の献身的な姿勢が話題となっているのが、神宮球場でのヤクルトとの3連戦だ
この試合の3戦目では、ブルペンデーと称される日で、カイル・ケラーを先発とし、救援陣がつないでいく展開だった
試合中、甲斐は何度もベンチを離れ、ブルペンへと歩み寄る様子が中継カメラに捉えられた
ヤクルトの本拠地である神宮球場では、ブルペンがフィールドに接近しており、観客はリアルタイムで投手の調整を観察することができる
その中で、甲斐は救援投手たちと身振り手振りを交えて意見を交わし、試合の流れに合わせた調整を行う姿が話題となった
この光景はX（旧Twitter）やSNS上でも拡散され、多くのファンから「見たことない光景」や「だから投手陣に信用されるんだね」との声が寄せられた
甲斐はセ・リーグに移籍するにあたり、投手陣との密なコミュニケーションの重要性を強調しており、新天地でも各ピッチャーの特徴を最大限に引き出すための的確な意思確認の努力を続けている
また、阿部監督から引き継いだ背番号10を背負い、自らがチームの司令塔として、細やかな配慮で今後もチームを支えていく所存である
甲斐選手の活躍は、ただの選手としての成果にとどまらず、チームの士気や投手陣の信頼にも大きな影響を与えている。ファンとのコミュニケーションも取る姿勢は、選手としてだけでなくリーダーシップも感じさせ、今後の巨人への期待を高める要素となっている。
ネットの反応
コメントは甲斐拓也選手の活躍を称賛するものが多いですが、一部はその評価に対して懸念を示しています
例えば、甲斐選手が巨人に来てから投手とのコミュニケーションを常に取り続けている姿勢が好評で、選手の信頼を得ている様子が伺えます
そのため、彼が巨人において重要な役割を果たしていることが伝わります
また、一部のコメントでは「甲斐は今年、死に物狂いで成績を残さないと評価されない」といった意見もあり、彼のポジションが他の捕手との競争によって厳しくなる可能性に触れています
加えて、ファンの中には「甲斐絶賛記事が多すぎる」と感じている人もおり、過剰な評価には注意が必要だとしています
こうした意見は、他の選手の存在や成績に配慮すべきだという気持ちから来ているようです
さらに、コメントでは甲斐選手の精神的な支えになる存在としての役割も称賛されており、彼が選手全体に良い影響を与えているとの意見も多いです
一方で、一部のファンは大城選手や岸田選手といった他の捕手にももっと注目が必要だと訴えており、捕手としての役割や業績を公正に評価することを求めています
選手間の競争が激化する中で、甲斐選手がどのようにしてチームに貢献していくのか、ファンの期待と関心は高まっています
ネットコメントを一部抜粋
甲斐絶賛記事ええて
捕手がブルペンは優勝が近い大事な試合ならわかるが普通の試合であんな頻繁に行くのは驚いた
大城、岸田、小林と3人も主戦級の捕手がいるんだから甲斐は要らないだろって言ってた数か月前の自分は何も分かってなかったです。
ホークス時代からやっていた当たり前も、パ・リーグを出てから改めて評価されていることを大変嬉しく思います。
目配り、気配りプラス心くばりも加えたいですね
キーワード解説
- FA移籍とは？：フリーエージェント移籍の略で、選手が他チームとの契約が可能になる制度のこと。
- スタメンマスクとは？：試合のスターティングラインナップにおいて正捕手として出場すること。
- ブルペンとは？：先発投手以外の投手が試合中にウォーミングアップをするためのエリアのこと。
- 救援陣とは？：試合中に先発投手の後に登板するために備えている投手たちのこと。
