中日・柳が5回無失点の好投も右肩の異変で降板

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◇セ・リーグ 中日―巨人(2025年4月23日 東京D) 中日ドラゴンズの先発投手である柳が、5回を投げ終えた段階で2安打無失点という素晴らしいピッチングを見せました

しかし、その最中に右肩を気にする仕草が見受けられ、チームのトレーナーがマウンドに駆けつける騒ぎとなりました

最終的には76球を投げた後、ベンチで井上監督と話し合った結果、降板を決断しました

柳の投球内容

柳は初回、先頭打者の泉口に対して145キロの直球を投げ、それを二ゴロに抑えるスタートを切りました

また、続く若林には同じく146キロの直球で見逃し三振を奪い、吉川には内野安打を許しましたが、岡本を143キロの内角直球で三ゴロに仕留める冷静な場面も見られました

巨人戦の歴史と柳の成績

柳はこれまで巨人戦で通算7勝11敗と不利な成績を残しており、特に今年の4月2日の対戦では6回で2失点を喫し、今季初黒星を叩き出しました

これが彼にとっては、23年7月以来5連敗の痛手となっていました

しかし、この試合では巨人の打者を見事に2安打に封じ、コースを丁寧に使った精度の高い投球を展開しました

柳のコメント

柳は試合後、「もう少し長いイニングを投げたかったですが、マウンドを降りることになったので、あとはチームを全力で応援します」とコメントし、悔しさをにじませました

今回の試合では、柳が見せた投球は圧巻でしたが、右肩の異変が降板につながり、ファンを心配させました。彼がシーズンを通して活躍するためには、体調管理が欠かせないことを改めて感じさせる一戦でした。
キーワード解説

  • 無失点とは?: 無失点とは、投手が相手チームに得点を許さないことを指します。ピッチングにおいて重要な評価基準の一つです。
  • 直球とは?: 直球は、野球において最も基本的な投球で、投手がコースをまっすぐに投げるボールのことです。スピードとコントロールが求められます。
  • 降板とは?: 降板とは、投手が試合中に交代することを指します。様々な理由で降板が決まることがありますが、パフォーマンスや体調が主な要因です。

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