初回には、たまった四球と安打でピンチを迎えると、楽天のフランコ内野手(32)によるゴロが日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)の適時失策を誘い、早々に3失点を喫する形となった
この試合では、プロ初スタメンマスクを務めた吉田賢吾捕手(24)の捕逸など、味方のミスも影響を及ぼした
古林投手は、2回以降立て直しを見せたものの、球数が100球に達しそうな6回に浅村栄斗内野手(34)に3ランを浴び、さらに苦しい状況を強いられた
試合後のインタビューで古林投手は、「特別な感覚でマウンドに上がりました
今日の投球としっかり向き合って、修正すべきところを見つめ直したいと思います」とコメントし、さらなる進化を誓った
古林睿煬投手のプロフィール
- 生年月日:
- 2000年6月12日
- 出身:
- 台湾・台中市
- 経歴:
- 平鎮高中から18年ドラフト1位で台湾・統一に入団
19年に1軍デビューし、21年は史上最年少で開幕投手を務めた
23年にはアジアプロ野球チャンピオンシップに台湾代表として出場 - 成績:
- 24年には21試合登板、10勝2敗、防御率1.66の成績を記録し、最優秀防御率のタイトルを獲得
通算成績は70試合登板、32勝15敗、防御率2.48
強力なストレートを武器に
古林投手は最速157キロの速球を投げる「火球男」として知られ、昨シーズンはその球速を活かして台湾プロ野球で大きな注目を浴びた今回の試合でも最速154キロを計測しており、その投球スタイルがもたらす力強さは多くのファンに期待感を与え続けている
今回、古林投手がNPBデビュー戦でその真価を試され、痛みを伴う経験をしたことは、プロの世界では避けられない要素だと言えます。圧倒的なストレートを武器にした投手だけに、成長への期待が高まります。試合後の彼のコメントも、次に向けた前向きな姿勢を感じさせます。
ネットの反応
古林投手のNPBデビューに関するコメントは、試合の内容や選手起用に対する多様な意見が寄せられています
特に、初回に失点をしたことが試合全体に波及したと感じている人が多く、「清宮選手のエラーが痛かった」と具体的な場面を挙げています
また、キャッチャーに吉田選手を起用した理由について疑問を持つ声もあり、「もっと経験豊富な伏見選手や田宮選手が良かったのでは」と指摘されています
さらに、古林投手がリズムを崩した原因として、守備のミスが影響したとの意見も見受けられ、「守備が雑だった」といった声もあります
打線の不振については、「投手陣が打線に足を引っ張られている」と分析し、今後の攻撃力向上に期待する声もありました
その一方で、「初登板としては内容は悪くなかった」という肯定的な意見もあり、今後の成長に期待するコメントも目立ちました
最後に、古林投手が今後も頑張ってほしいとの応援の声が多く、彼の次回登板への期待感が感じられます
ネットコメントを一部抜粋
初登板の時になんで伏見や田宮じゃなく、吉田賢吾とバッテリー組ませたのかそこだけよくわからなかった。
緊張したかな?
古林投手日本での初登板只でさえ緊張すると思っていましたが、初回の清宮のエラーアレが全てでしたね。
結果だけ観ると先発投手の大乱調なんだけど内容はそこまで悪い訳ではなかったんよね。
夢への第一歩だね。無事にデビュー出来て良かった。
キーワード解説
- NPBとは? 日本プロ野球の略称で、日本国内で行われるプロ野球リーグのことを指します。NPBに所属するチームは、日本の野球界で最も高いレベルの選手たちが集まります。
- ストレートとは? 野球で最も基本的な投球であり、投手が最速で投げる球種のことです。速さや力強さによって打者に与える影響が大きく、投手の武器の一つです。

