試合は緊迫した展開に発展し、岩崎は最後の打者を見逃し三振に仕留めると、珍しくガッツポーズを見せた
これにより岩崎は通算97セーブとなり、球団歷代単独3位に浮上した
試合は、十回の2死二塁の場面で岩崎が登板
敵地のハマスタでは緊張感が漂う中、大山が勝ち越しのホームランを放つと、岩崎はその後のピンチで冷静な投球を続けた
「もう、展開が展開だったので
絶対に(アウトを)取りたかった」と語る岩崎は、同僚やベンチの雰囲気を感じ取り、心の中でギアを入れ替えた
試合を振り返ると、救援陣の活躍が光った
先発の門別は6回にピンチを迎えて降板し、続く桐敷は同点打を浴びながらも、後続を三振に仕留めた
七回からはチーム最多の11試合目に登板する及川がマウンドに立ち、八回は石井が三者凡退、九回は島本が無失点で抑えた
石井は「キリ(桐敷)も、あそこで逆転を許さないというところは去年の経験
自分もいろいろ学んでいきたい」と述べ、連携の大切さを強調した
岩崎は「救援陣はウチの心臓」と語る藤川監督の言葉が自分たちの意義を示していると感じており、自身もまた後輩たちへの刺激を受けている
「まだまだ若い子には負けないという気持ちでやっている
みんなで切磋琢磨して、いい結果につながっていると思う」と力強く語った
通算100セーブまで「あと3」となったが、岩崎は個人記録よりもチームの勝利にフォーカスしている
阪神タイガースの岩崎選手が延長戦での見事な投球セーブを決めたことは、チームにとって非常に重要な勝利でした。特に、ピンチの場面での冷静さが光り、勝利につながったのは彼自身の経験が生かされていると思います。今後もこのような試合を続けてもらいたいです。
キーワード解説
- セーブとは?試合中にリードしているチームのピッチャーが、最後のイニングを無失点で抑えること。セーブの数はそのピッチャーの重要性を示します。
- 救援陣とは?主に試合中盤から終盤にかけて投げる投手の集まり。試合を有利に進めるために重要な役割を果たします。
- ギアチェンジとは?気持ちや行動を切り替えること。ピンチの場面で冷静にプレーするために必要なスキルです。

