小山氏はその卓越した投手技術と数々の記録で知られ、藤川監督自身も彼の背中を追い続けた選手の一人である
24日に行われたDeNA戦(横浜)で、阪神は4-2で逆転勝利を収めた直後、藤川監督は会見を行い、小山氏との思い出を振り返った
特に、現役時代に達成した連続無失点イニング記録について触れ、「小山さんの背中を追いかけていた
彼はタイガースの大投手でした
本当に悲しい」と語った
小山正明との記録との関わり
藤川監督が現役2年目の2006年には、当時の守護神である久保田選手が戦線離脱し、彼がリリーフの中心として奮闘を続けたその結果、47回2/3の連続無失点を達成し、小山氏が持っていた47イニング連続無失点の球団記録を更新したことは記憶に新しい
後輩選手へのメッセージ
「先人が残した結果があるからこそ、後を追う若者たちがその記録に挑むことができる」と藤川監督は続け、「偉大な選手たちの背中を見て、選手たちは成長するものだ」と強調した小山氏に祝福された記憶は、今後も藤川監督の中で色褪せることはないだろう
タイガースの資質とレジェンドの思い
藤川監督は、「タイガースはそういった名選手たちの思いを背負って戦う素晴らしい球団だ」と述べ、選手たちが倶楽部の伝統を受け継ぐ使命感を共有しているとの姿勢を見せた特に、今年は球団90周年という節目のシーズンでもあり、小山氏や吉田義男氏の訃報を受けて、更にその意義が深まっていることを感じさせた
次世代への伝承
藤川監督は、今後も小山氏の偉大なプレーを次世代に伝えていくことが重要であると感じている「今年の秋には、天国の偉大な先輩たちに最高の報告をする」と語気を強め、これからの戦いへの決意を示した
藤川監督が小山氏への感謝を表明したことは、阪神タイガースにとって重要なメッセージだと思います。現役選手が過去の偉大な選手と向き合うことは、チームの歴史と伝統を理解しリスペクトすることに繋がります。小山氏の偉業を受け継ぐことで、若い選手たちも成長していくと信じています。
キーワード解説
- 連続無失点イニング記録とは?:投手が連続して失点を許さなかったイニングのことを指す。この記録は試合における投手の安定感を示す重要な指標となる。
- 守護神とは?:チームのクローザーであり、勝利の試合を締めくくる役割を担う投手のこと。通常、試合の終盤に登板し、リードを守る任務を持つ。
- 偉大な選手とは?:過去に優れた成績を残した選手で、時代を超えて多くのファンに影響を与えた人物を指す。記録や成績がその人の名声を後世にまで伝える。

