プロ野球界のレジェンド、小山正明さんが急逝

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プロ野球界の歴史に名を刻む投手、小山正明さんが18日、急性心不全により東京都内の病院で亡くなりました

90歳という長寿を全うした小山さんは、阪神タイガースや千葉ロッテマリーンズで活躍し、通算320勝を挙げて歴代3位に位置する名選手でした

阪神球団が24日にこの悲報を公表しました

小山さんは兵庫県明石市出身で、彼の葬儀は家族葬として静かに執り行われました

球団オーナーの岡田彰布氏(67)は「本当に残念です

心からお悔やみを申し上げます」と、同じ1933年生まれの吉田義男さんの死去に続いて、34年生まれである小山さんとの別れを惜みました

また、川藤幸三前OB会長(75)も、「昨年7月に東京ドームでのOB戦で最後にお会いした

小山さんは本当の叩き上げで、彼との交流を通じて多くを学びました

動の村山、静の小山という言葉がぴったりの選手でした」と、その功績を称えました

阪神・平田2軍監督は、小山さんとの出会いを振り返り、「1年目からかわいがってもらい、バッティングピッチャーとしてもお世話になりました

本当に大変お世話になった」と感謝の意を表しました

また、阪神・粟井一夫社長も、「選手として数々の大記録を打ち立てた方で、コーチとしてもタイガースに多くの貢献をしていただいた」とし、心よりの哀悼の意を示しました

小山正明さんの訃報は、プロ野球界に大きな衝撃を与えました。彼の実績は素晴らしく、選手としてだけでなく、コーチとしても多くの後進たちを育てた偉大な人物でした。彼の死を惜しむ声は、今後も多く聞かれるでしょう。
キーワード解説

  • 急性心不全とは?急性心不全は心臓が急に正常に機能できなくなってしまう状態を指します。これにより体が必要とする血液を供給できなくなり、命に関わる危険な状態になることがあります。
  • 通算320勝とは?通算320勝は、小山正明さんがプロ野球の試合において、投手として勝利を得た回数を表します。この数字は、厳しい競争の中で非常に優れた実績を示しています。

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