2番手としてマウンドに上がった戸郷は、140キロ台後半の速球を中心に6回を投げ抜き、2安打2奪三振1失点という成績を収めた
戸郷は今季、MLBでよく使われる「ストレート」と呼ばれる直球の球速を追求しすぎた結果、思うような成績を残せていなかったが、その反省を踏まえ、「球が強ければ145キロで抑えられる」との自信を持つに至った
特に7回1死の場面では、4番打者の有薗が直球を右中間へ運んだものの、「フォーク」でも空振りを奪えたこと、そして真っ直ぐでも複数の空振りを獲得したことに納得し、その手応えを感じた様子だ
今季の戸郷は1軍で3試合を投げており、0勝2敗と苦しい立ち上がりを見せていた
しかし、11日の広島戦では4回途中で10失点(自責9)という悔しい結果に終わっただけに、今回のイースタンでの投球は復活への第一歩となる可能性が高い
戸郷のパフォーマンスが今後の1軍復帰にどう影響するか、注目が集まる
戸郷翔征選手のように若手選手が困難を乗り越えて進化を遂げる姿は、ファンにとって希望の象徴です。彼が今回のイースタンでの好投を武器に1軍復帰を果たせば、チーム全体の士気も上がるでしょう。今後の結果に注目が集まります。
ネットの反応
戸郷翔征選手についてのコメントでは、彼の2軍での調整と今後について、多くのファンが興味を持っていることが伺えます
2軍の試合での投球内容が良好で、与えた失点も少ないものの、三振数や球速に対する不安が指摘されています
特に、解説者からの指摘として150キロ台の球速が出ないことが心配されており、以前の実績を考えると物足りなさを感じる声が多いです
それでも、戸郷選手自身が「球が強ければ145キロでも抑えられる」と述べたことに対し、2軍では可能かもしれないが、一軍ではより厳しい戦いが待っているとの意見が散見されます
タレント選手としての期待を込めつつ、現実的な視点での意見が交わされる様子が印象的です
他には、彼の投球スタイルや体力、フィジカルについての懸念が多く上がっており、ストレートのキレや長いイニングを投げることへの拘りが問われています
緒戦のドジャース戦での結果が影響しているとの見解もあり、思うように投げられなかったことが影を落としているようです
最終的には、一軍復帰への期待が大きいと同時に、その過程での課題や不安も隠せない様子が見て取れます
戸郷選手への応援と共に、彼が自分のスタイルやフォームを取り戻していく過程を見守りたいという声が多数寄せられているのが印象的です
ネットコメントを一部抜粋
戸郷翔征だけど、果たしてどうなる事か……。
今はシーズン中、オープン戦じゃ無い。
ストレートにキレがあれば球速関係なく三振取れるんだなって思った。
球が強ければ145キロでも抑えられる…面白いけど実績を重視してほしい。
体の柔軟性がなくて、立ち投げ感が素人でも分かる。
キーワード解説
- イースタン・リーグとは?:イースタン・リーグは日本のプロ野球の2軍リーグの一つで、主に若手選手や故障からの復帰を目指す選手たちが参加します。
- フォークとは?:フォークは、野球の投球のスタイルの一つで、ボールが急激に落ちる特長があります。この球種は打者にとって非常に打ちづらい投球となります。
- ストレートとは?:ストレートは、投手が最も一般的に投げる球種で、力強い直球が特徴です。打者にとっては速球に打ちつけられることが多いため、入り口として重要な球です。

