楽天・内星龍投手が初勝利!先発転向からの快投でチームを勝利に導く

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楽天は26日、楽天モバイルパークでソフトバンクに6-3で勝利した

この試合の立役者となったのが、内星龍投手(23)

彼は今季初勝利を挙げた選手として注目を集めている

内投手は、シーズン当初は中継ぎとしてチームに貢献していたが、チーム事情により今回の登板では先発としてマウンドに上がった

試合は「東北代表イーグルス高校」をテーマに行われ、高校野球さながらにサイレンが鳴り響く中でスタートした

まずは初回、内投手は148キロの直球で先頭打者の牧原を打ち取る

続く川瀬選手を一ゴロ、栗原選手は142キロのスプリットで空振り三振に仕留め、初回から3者凡退の好スタートを切った

試合の途中、5回には先頭打者の柳町選手の打球が左太ももに直撃するアクシデントがあった

しかし、内投手は落ち着いてボールを処理し、一塁へ送球してアウトを奪った

本人曰く、「全く痛くないけど、めっちゃ痛そうなあざができてます」と笑顔を見せた

前回の先発登板である19日のロッテ戦では、4回0/3を投げて6安打1失点で降板していたが、この日は7回途中まで4安打無失点の好投を見せ、見事に白星を手にした

「(2番手)西垣さんの力を頼っての勝利になったんですけど、本当にあのイニングまで投げさせてもらえたというのも良かった」と振り返った

内投手は、24日に迎えた23歳の誕生日を祝福され、幸先の良いスタートを切った

試合中の選手紹介では、彼が履正社(大阪)時代のユニフォーム姿が映し出され、感慨深い表情を浮かべていた

高校では外野手として入学したものの、「すごくかっこいいからピッチャーがしたい」と1年秋頃に転向

プロでの成功を掴むまでの道のりは決して平坦ではなかった

内投手は高校3年時、パンデミックによる影響で春夏の甲子園大会が中止となる中、8月の「プロ志望高校生合同練習会」でその才能をアピールし、その年のドラフトで楽天から6位で指名された

「高校時代があったからこそ、今がある

今の高校生たちには頑張ってほしい」と初心を忘れずに話す彼

今後もさらなる活躍が期待される

楽天内星龍投手の活躍は、彼自身の努力とチームの戦略が良い形で結びついた結果です。先発としての適応力や試合中の冷静さは、今後の成長を期待させるものでした。若手選手の台頭は、チーム全体の士気を高める要因ともなりえます。
キーワード解説

  • 先発投手とは?先発投手は、試合の最初からマウンドに立ち、できるだけ長く投げることを目的とした投手を指します。
  • 中継ぎ投手とは?中継ぎ投手は、先発投手が降板した後に投げる投手で、試合の流れを維持する役割を持っています。
  • 148キロとは?148キロは投手が投げるボールの速度で、速球の一種とされ、高速の球速を特徴とします。

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