中日・金丸夢斗投手、安芸での二度目の先発で無失点の好投を披露

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ウエスタン・リーグの阪神対中日戦が、26日安芸で行われ、中日のドラフト1位選手である金丸夢斗投手(22)が、2度目の先発マウンドに立ちました

彼は6回89球を投げ、2安打無失点と素晴らしいパフォーマンスを見せました

金丸選手が登板した安芸は、阪神のキャンプ地としても利用されており、彼にとっては慣れ親しんだマウンドでの投球だったことから、安心感を持って臨むことができたのでしょう

この日の最速は152キロに達し、カーブやスライダーを駆使してストライク先行の投球で相手打線を抑えました

特に3回の2死から投手のビーズリー選手に右前安打を許し、6回には井上選手にカーブを左前安打されたものの、その後は責任投球を全うしました

また、打撃の面でも自身を援護し、4回に1死満塁の場面で投手前にバントを決行

ボールを焦った投手が後逸し、2者が生還する“2ランスクイズ”となる内野安打を放ちました

金丸選手は高知・安芸遠征前の24日に、「もう制限はないので、いけるところまで自分の投球をしたい」と意気込みを語っており、井上監督からは「もう1軍で投げるのを意識してやれ」と指導を受けていたことが分かります

現在、中日1軍ではエース高橋宏斗投手(22)が1勝3敗と振るわず、期待された新外国人のカイル・マラー投手(27)や、コンディション不良の柳裕也投手(31)が2軍に降格するなど、先発陣が手薄状態です

これにより、金丸選手の1軍デビューも近い将来に実現するかもしれないという期待が高まっています

金丸夢斗投手の先発での無失点投球は、今後の中日チームにおいて重要な意味を持つ可能性があります。投手陣が手薄な今、中日が新たなエース候補を見出すチャンスといえるでしょう。彼の活躍は、ファンやチームメイトにとっても大きな励みになるはずです。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:日本のプロ野球の下部リーグで、主に目指す選手たちが実力を試す舞台です。
  • 先発マウンドとは?:試合において最初に投球を行う投手が立つ位置を指し、その役割は試合の流れを作る重要なものです。
  • ストライク先行とは?:投球時にストライクを先に取ることで、打者に有利な状況を提供し、ピッチャーが有利になる状態を指します。
  • バントとは?:バッターがバットの先端で球を軽く触れることで、ボールを進塁させるための技術です。
  • スクイズとは?:バントを使用し、得点を狙うプレイで、特にランナーがいる場面で効果的です。

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