ヤクルト・吉村貢司郎、今季初勝利を飾る

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(セ・リーグ、中日4-6ヤクルト、4回戦、ヤクルト2勝1敗1分、25日、バンテリンD)ヤクルトの先発投手、吉村貢司郎(27)が、5回を投げて92球を投じ、6安打2失点(自責点1)という成績を残し、今季の登板3試合目で待望の初勝利を手にしました

ヤクルト打線はこの試合で17安打をマークし、6得点を挙げたことも勝利を後押ししました

吉村は試合後、「勝てて本当に良かった

野手がしっかり打ってくれたので、安心して見守ることができた」と喜びの声を語りました

試合は、1回に上林選手に先制のソロホームランを許す厳しいスタートとなりました

しかし、3回には2死一、三塁のピンチを無失点で切り抜け、4回も味方のエラーが絡んで1点を失いましたが、最後は満塁のピンチを封じ込めるなど粘り強い投球を見せました

吉村は3月29日に行われた巨人戦で、開幕2戦目に先発しましたが、1回1/3の間に6安打7失点を喫し、チームも0−12と大敗しました

この結果を受けて2軍に降格し、投球フォームの見直しや再現性を高めるためのトレーニングを行いました

具体的には、左足の近くにロージンバッグを置く練習を行い、「捕手方向に体が突っ込まないように意識づけし、同じ位置で同じ感じで足をつけるようにした」と課題を分析し、改善へとつなげました

「今後も勝つピッチングを目指して頑張りたい」と語る吉村は、ようやくプロ3年目の新たなスタートを切ったといえるでしょう

ヤクルトの吉村投手がこの試合で初勝利を収めたことは、彼にとって大きな意味があります。特に、開幕戦での厳しい結果を乗り越えての勝利は、今後のパフォーマンスへの自信にもつながることでしょう。同時に、チームの打線も非常に良い働きを見せており、その援護も功を奏したといえます。これからの試合でも彼が成長を続けることを期待したいです。
キーワード解説

  • ピッチングとは?ピッチングとは、野球の投手が打者にボールを投げる技術のことを指します。成功するピッチングには、コントロールや球速、変化球の使い方が重要です。
  • 自責点とは?自責点とは、投手が自分の投球によって直接与えた得点のことです。エラーなどが絡んだ場合には自責点にはカウントされません。
  • ロージンバッグとは?ロージンバッグとは、投手が手のひらに粉を付けて grip(握る力)を高めるための道具です。これにより、ボールが滑りにくくなります。

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