２―２で迎えた８回１死満塁、キャベッジの放った痛烈なライナーは遊撃手・小幡の好捕にあって勝ち越しを阻まれると、その裏に田中瑛が味方の失策も絡んで決勝点を献上
阿部慎之助監督（４６）は明暗が分かれた８回を「あそこが全て」と悔やんだ
勝利への希望がスーパープレーに阻まれた
２―２の８回１死満塁、キャベッジが及川から三遊間に強烈なライナーを放ったが、前進守備の遊撃・小幡が横っ飛びでダイビングキャッチ
これが流れを変え、巨人は点を取れずにイニングが終了
続けて阪神ファンの「小幡」コールが響き渡り、小幡の守備が称賛された
阿部監督は「もうあそこが全てだった
あそこで点取れなかったらもう、ほぼ、イコール負けみたいなね、流れになっちゃったよね」と振り返る
続く８回、田中瑛がマウンドに上がったが、内野守備の乱れがピンチを呼び込み、結果的に青天の霹靂とも言える失点を招いてしまった
初回は泉口、若林の連打で先制したが、阪神もさまざまな戦術を駆使し、巨人の攻撃を抑制
先発・石川は安定した投球を見せたものの、攻撃陣が阪神投手陣に抑え込まれる展開が続いた
この日の敗北により、巨人は開幕からの阪神戦で５連敗を喫し、これは７７年ぶりの屈辱的な記録
今シーズン８得点、打率１割９分と苦しい状況が続いており、「まずは投手を含めた守りから流れをつかみたい」と阿部監督は意気込みを見せた
明日は堀田が今季初の先発を任される予定で、全員で勝利を目指す
今回の巨人対阪神戦は、開幕からの5連敗という屈辱的な記録を更新しました。特に8回の攻撃での守備ミスや斬新な守備が流れを変え、試合の行方に大きな影響を及ぼしました。これからどう巻き返していくのかが注目されます。
ネットの反応
阪神に開幕5連敗を喫した巨人の阿部監督に対するコメントが多く寄せられています
多くのファンが試合中の相手の好守備が流れを一変させたとコメントしており、特に8回の攻防が試合を決定づける場面だったとの意見が目立ちます
阪神の流れるような守備に対して、巨人側の守備位置や選手起用に疑問を呈する声も多くあり、「監督自身が采配ミスをしている」との指摘がされました
特に、スターティングメンバーの選択や交代のタイミングについて不満が募っています
コメントの中には、「阿部監督にはもっと勝ちへの執念を見せてほしい」といった期待や、「選手の育成にもっと目を向けてほしい」といった声もあり、現状の采配に対する不安が伝わってきます
特に若手選手の成長が見られないことが、阪神とのパフォーマンスの違いとして挙げられています
また、石川投手の起用方法についても意見が分かれ、長いイニングを投げさせるべきとの意見が強く出ています
そして、多くのコメントから、選手の個々の能力よりも監督の采配に疑問を持つ声が強調され、「監督としての器が問われる」との趣旨の意見が散見されました
ネットコメントを一部抜粋
阪神の好守備で負けたのは初めてか?
このままでは東京ドームでも負け続ける。
流れが阪神に傾いているのを感じていたなら、大勢で止めないとダメでしょう。
阿部バッテリーには誰もが納得する采配をしてほしい。
もし小幡選手のスーパープレーがなかったら、巨人が勝っていただろうな。
キーワード解説
- 被打率とは？：被打率は、投手が対戦した打者に対し、どれくらいの打率でヒットを許したかを示す統計です。
- 申告敬遠とは？：申告敬遠は、捕手が理由なくピッチャーに対し次打者を敬遠するよう指示を出す制度で、直接的に次の打者を歩かせることができます。
