井上は前回の中日戦(22日=東京ドーム)で8回1失点という素晴らしい投球を披露し、自己最多の14個の三振を奪いました
このシーズンこれまでの成績は、先発登板4試合で2勝1敗、防御率1.61と好調を維持しています
『無双状態』とも言える成績ですが、井上自身は冷静なコメントを残しました
「『あの試合はあの試合、次は次』て考えているので、自信にはなりましたけど、次もまたああなるっていう風には思ってないですし、また別物と思って考えて投げます」と、浮かれることなく次戦に集中する姿勢を強調しました
また、阿部監督からも期待の若手「ヤングG」として名指しされている井上は、ローテーションピッチャーとしての役割と責任感について次のように語りました
「やっぱりいい時だけではないので、悪い時にどれだけ点を少なく抑えられるかっていうのが大事だと思うので、そこも意識しながら投げたいと思います」と、闘志を見せました
井上は広島打線についても言及し、「粘り強い打者が多い」と警戒を示しましたが、9連戦の初戦という重要な試合を前に、「盗塁も多いと思うので、無駄な四球を出さないように、フルカウントになってもゾーン内で振り切って投げたい」と、勝負に挑む覚悟を述べました
今回の井上投手のコメントからは、自己の成績に対する過信を持たず、次の試合に向けて冷静に準備を進める姿勢が感じられます。プロ選手として、好調時を維持することは容易ではありませんが、井上投手の冷静な心構えがさらなる成長を促すことが期待されます。
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