ソフトバンク・大越4軍監督が新たな挑戦を迎える

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福岡ソフトバンクホークスの大越基4軍監督(53)が、5月3日に九州アジアリーグの火の国戦(藤崎台)で自身の指揮するチームの初戦を迎える

大越監督は現役時代、ダイエー(現ソフトバンク)でその俊足と強肩を武器に注目され、引退後は昨年まで山口県の早鞆高校で教壇に立っていた

また、彼の監督としての経験には、12年春に高校野球の選抜大会に出場した実績もある

自身の監督としての「第三の人生」について、大越監督は「だいぶん慣れました

選手の表情を見ることを意識しています

高校時代にこんな教えができていたらよかったな」と語り、選手とのコミュニケーションを重視する姿勢を見せている

さらに、彼は同じくソフトバンクに所属する斉藤3軍監督との良好な関係を大切にしており、選手に関する話し合いを通じて指導方針を練っている

「この選手はちょっと自信をなくしているから、こういう言葉がけがいいかな?」と、選手のメンタル面も考慮しながら指導を行っている様子が窺える

大越監督の過去の経験を振り返り、彼は新人合同自主トレでは、投手として同じく入団してきた後輩の姿を見て「自分は野手になろうと決めたんです

人生を大きく変えてくれました」とその恩恵を語った

3月にはOB戦に「黒鷹軍」として出場し、現役時代の胸の高鳴りを感じたという

しかし、「人生初の肉離れをしました

1週間後です」と苦笑いしながらも、楽しい思い出が痛みを忘れさせるほどだったとのこと

大越基(おおこし・もとい)監督は1971年5月20日生まれ、宮城県出身

仙台育英高校時代には甲子園に出場し、夏には全試合を完投するほどの実力を持ち、その年に準優勝を果たした

早稲田大学を中退後、1992年のドラフトでダイエーに1位指名されて入団

プロ入り後に野手に転向し、2003年限りで現役を引退した

大越基監督が新たな挑戦に臨む姿勢は、多くの若手選手に影響を与えるでしょう。彼の経験に基づく指導法と、選手への細やかな気配りがこれからのソフトバンクに良い結果をもたらすことが期待されます。
キーワード解説

  • 監督とは?監督はスポーツチームの指導者で、選手の教育や戦略を考える重要な役割を果たします。
  • メンタルとは?メンタルは心の状態を指し、精神的な強さや自信がスポーツにおいて重要な要素となります。
  • OB戦とは?OB戦は、元選手が集まって行う試合で、現役時代の思い出を語り合いながら楽しむ場ともなっています。

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