5カード連続勝ち越しを狙う楽天は、9連戦の初戦で強敵に手痛い一撃を受けてしまった
先発の古謝樹投手（23）は、6回途中で9安打、4四球、7失点と誤算続きのピッチングを披露
チームの打線も序盤の好機を生かすことができず、西武に試合の主導権を握られる形となった
試合展開
試合は初回から動き始めた楽天は連続四球で無死一、二塁のチャンスを迎えたが、クリーンアップの浅村、鈴木大、渡辺佳が揃って凡退
このチャンスを生かせず、得点を奪えないもどかしさが後に響くこととなる
続く2回には、先頭の阿部が二塁打で出塁
しかし、ここでも得点を加えられなかった
古謝投手の苦闘
一方で、古謝投手は先頭打者を出すたびに失点を重ね、4回には2死からの連続四球を与え、続く打者に適時打を浴びて3点を失う大失態を演じたさらに6回にも打ち込まれ、試合の流れを掴むことができなかった
監督の評価と選手の成長
試合後、三木肇監督（48）は「ちょっとあまり良くなかったね」と古謝投手のパフォーマンスを振り返り、次回に向けて「この経験をしっかり生かしてほしい」と選手の成長を期待したまた、通算2000安打に残り9本と迫る浅村は、4打数無安打1四球と精彩を欠く結果に終わった
今回の試合で感じたのは、楽天の打線の課題と古謝投手の成長のプロセスです。たとえ選手が力を発揮できなかったとしても、それが次に活かされることが大切です。特に若手選手にとっては、こうした苦い経験も成長の一環になることでしょう。次回の試合にどのように改善されるか、楽しみにしています。
キーワード解説
- 古謝樹とは？：古謝樹は楽天の先発投手で、若い選手ながら重要な試合で投球を任されることの多い選手です。
- 四球とは？：四球は、投球がストライクゾーンに入らず、打者が何もせずに歩いて塁に出ることを指します。これは投手にとって失点に繋がる大きなミスです。
- クリーンアップとは？：クリーンアップは、通常チームの主力打者が位置する打順のことを指し、試合の得点を取る役割が期待されています。
