阪神・湯浅京己、復帰登板で無失点を達成

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阪神タイガースの投手、湯浅京己(25)が4月29日、中日ドラゴンズとの試合で約2シーズンぶりに一軍復帰を果たし、見事に無失点で抑えたことが話題となっている

復帰の舞台裏

復帰となったこの試合は、バンテリンドームで行われ、先発投手・才木が6回までを終えたところで降板

その後、3点ビハインドの7回に湯浅が2番手としてマウンドに上がった

湯浅の名前がコールされた瞬間、スタンドでは両軍のファンから大きな拍手が送られ、「それは聞こえてましたし、ありがたいなと思います

戻ってこれたというより、ここからまた始まるなという感じです」と湯浅は感慨を示した

ピンチを乗り越える

復帰から544日経っての一軍マウンドは、やや緊張した様子で迎えた

先頭バッターの木下拓には中前打を許し、その後、代打の山本には犠打を決められ、一死二塁のピンチを迎えるも、続く岡林を三邪飛、さらに板山を遊ゴロに打ち取ることで、無失点で切り抜けた

「絶対点はやらんと思って投げてました

最後は遊撃の小幡がしっかり前に出てきてくれたので、アウトになりました

うれしかったです」と湯浅は笑顔を見せた

病を乗り越えて

湯浅は国指定難病である「胸椎黄色靱帯骨化症」を患い、2024年8月に手術を受けた過去を持つ

手術後はリハビリを続け、今年の春季キャンプ中に実戦に復帰

この日、最速150キロをマークしたことで、ファンからの期待も高まった

今後の展望
「次の目標?そんな欲は出さないですよ

任された場面でしっかりゼロで帰ってくることがリリーフの仕事なので、自分の仕事ができるようにがんばります」と、湯浅は意気込みを語った

彼の今後の活躍に注目が集まる

湯浅京己投手の復帰はファンにとって嬉しいニュースです。彼が乗り越えた病と長いリハビリの過程を考えると、今回の無失点登板は特に価値のあるものでしょう。今後も彼の活躍を楽しみにしています。
キーワード解説

  • リリーフとは?:リリーフとは、試合中に投手が交代する際、特に先発投手が降板した後に登場する投手のことを指します。リリーフ投手は、試合を引き締める役割を担います。
  • 胸椎黄色靱帯骨化症とは?:胸椎黄色靱帯骨化症は、脊椎を構成する骨の一部である靱帯が肥厚し、神経を圧迫する病気で、特に運動選手にとっては大きな障害となることがあります。

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