阪神・湯浅京己投手、難病からの復帰を果たし中日戦に登板

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(セ・リーグ、中日4-1阪神、3回戦、中日が2勝1敗、29日、バンテリンD)阪神・湯浅京己投手(25)が、治療を経て復帰を果たし、中日戦の seventh inningで2番手として登板した

湯浅投手は、国指定の難病である胸椎黄色靱帯骨化症(ちょうついおうしょくじんたいこっかしょう)から完治し、2023年6月15日のオリックス戦以来、久々にマウンドに立った

この日の試合では、1イニングを無失点に抑えた

試合は1-4で阪神が敗北したが、湯浅投手の復活はチームにとって朗報であり、特に昨年2022年に最優秀中継ぎ投手に選出された実績を持つ選手のカムバックは、虎のブルペンにさらなる活気をもたらすことが期待される

湯浅投手は、リハビリ中も一度も弱音をもらさなかった

自主トレを共に行った小幡竜平選手(24)は、「湯浅さんはストイックで、常に淡々とトレーニングを行っていた」と述べ、辛かった時期も周囲には見せずに努力を続けていた姿勢を称賛した

昨シーズンは45ホールドポイントを記録し、最優秀中継ぎ投手に輝いた湯浅選手だが、ここ2年は納得のできるシーズンを過ごせていなかったと思われる

それでも彼は、常に前向きに努力を続け、「辛い時期もあったと思うけど、一切見せなかった

特別な思いを内に秘めて、周りに対してはいつも通りだった」と小幡選手は振り返った

先週末には、「そろそろ湯浅さんの出番があるかも」との期待が寄せられていたが、彼はその期待に応え見事に無失点で抑えた

湯浅投手の復帰は多くのファンにとって嬉しいニュースです。彼は長期間の試練を乗り越え、努力を続けてきました。その姿は、周囲の選手たちにも良い影響を与えていることでしょう。これからの活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 胸椎黄色靱帯骨化症とは?:脊柱に位置する胸椎(ちょうつい)という部分で、黄色靱帯(じんたい)が異常に硬くなり、神経を圧迫する病気です。
  • 中継ぎ投手とは?:試合の途中から登板し、相手打者を抑える役割を持つ投手のことです。試合が進むごとに重要な局面での登板が求められます。

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