この特例は、1軍と2軍に所属している選手が同日に試合に出場できるようにするもので、特に期待される2年目の内野手、広瀬隆太選手(24)がその対象となりました
親子ゲームの廃止は、小久保監督が2軍監督時代に定めたルールであり、2軍の選手たちが自分たちのチームを組織として持つ重要性を重視していたためです
しかし、この日、広瀬は朝から筑後での2軍の試合に出場し、その途中で1軍の試合が行われているペイペイドームへ移動しました
小久保監督は、2軍の松山監督に電話して「セカンドで使ってください」と要請
特例措置を取るほど広瀬に期待していることが伺えます
広瀬は4月5日に1軍に昇格し、主に二塁のポジションで打席に立っていますが、守備面で3失策を記録
日々、本多内野守備走塁兼作戦コーチからマンツーマンで指導を受け技術向上に努めています
小久保監督は「考えすぎるとミスが出る
体が勝手に動くくらいにならないといけない」と語り、親子ゲームを通じて特別に守備機会を確保する意図があると説明しました
広瀬選手は「KEIOボーイ」として名を馳せ、慶應義塾大学では東京6大学リーグで歴代4位の20本塁打を記録しました
そのため小久保監督は、昨季から彼に多大な期待を寄せ続けています
「今の時代はあまり見られないが、昼も夜も全力でプレーして他の選手を引き離してほしい」と選手への激励を行っています
特例の親子ゲームは身体的に厳しいものですが、広瀬がこれを実現できるのか注目です
小久保監督が特例の“親子ゲーム”を通じて広瀬選手に期待をかけたことは、選手の成長を促すための意図が見えてきます。特に若手選手にとって、実戦経験は非常に価値があり、パフォーマンス向上につながるでしょう。今後の広瀬選手の成長に注目です。
キーワード解説
- 親子ゲームとは?:通常は1軍と2軍の選手が別々に試合を行う中、特例として同日に試合に出場できる制度を指します。
- 守備とは?:野球でボールを捕る、投げる、走るなど、相手の攻撃を防御するためのプレー全般を意味します。

