中日・草加勝、待望の実戦マウンドで復帰を果たす

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2025年4月30日、ナゴヤで行われたウエスタン・リーグ中日対広島の試合において、中日ドラゴンズの草加勝投手(23)が、プロ入り以来初となる実戦のマウンドに立つことが決まった

草加選手は、昨年2月に右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術、通称トミー・ジョン手術を受けた後、しっかりとリハビリを行い、この日を迎えた

草加はこの試合でリリーフ投手として1イニングを予定しており、彼の debut 投球がどのようなパフォーマンスを見せるのかが注目される

トミー・ジョン手術は、肩や肘の怪我を抱える野球選手にとっての大きな障害であり、通常、長期のリハビリを伴う

しかし、成功すれば選手生命を長くしてくれる可能性も秘めている

中日の2軍監督、落合英二氏(55)は、自身の経験と草加選手の状況を重ね合わせ、感慨を語った

落合監督自身もドラフト1位で入団し、プロ1年目に右肘の手術を経験したことから、草加の復帰に特別な思いを抱いているという

「苦しんできた姿を見てきたので、感無量だ

草加が投げるのが楽しみだ」とコメントした

落合監督は、自らの初登板の記憶も辿り、1993年6月3日のウエスタンリーグ近鉄戦を振り返った

その試合では、8回からリリーフとして登板し、34球を投げて2安打1奪三振の成績を記録し、無失点でセーブを挙げた経験がある

草加選手にも同様の成功を期待したいところだ

草加の登板タイミングについては、落合監督が「投げる回を事前に決めておくと、選手の準備も整いやすい」と述べたことから、ピッチングコーチと連携しながらチーム全体でサポートする意向を見せた

この日、先発投手としては仲地選手が予定されている

草加投手の復帰は中日ドラゴンズにとって大きなニュースです。選手が怪我から回復する姿は、ファンやチームメイトにも希望を与え、励みになるでしょう。特に、落合監督の経験に基づく言葉は、彼が草加選手に対して寄せる期待や信頼を強く感じさせます。これからの草加選手の成長を見るのが楽しみです。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?:肘の靱帯を修復するための手術で、野球選手に多く行われる。術後は数ヶ月のリハビリを要することが多い。
  • リリーフ投手とは?:試合途中から登板する投手のことで、通常、先発投手が投げ終わった後のイニングを任される。

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