4回途中まで無失点の好投を繰り広げ、これにより開幕からの無失点記録は31回1/3イニングに達し、セ・リーグの新記録を樹立しました
これまでの記録は1963年に阪神の中井悦雄と、2023年に再び阪神の村上頌樹が打ち立てた31イニングでした
この素晴らしい記録は同時に、2007年に高橋尚成が樹立した球団記録の28イニングをも更新しました
なお、プロ野球全体の記録は1939年に阪急の高橋敏が成し遂げた38回1/3イニングです
試合の内容
試合のスタメンは1番ショートの泉口、2番レフトの若林、3番セカンドの吉川、4番サードの岡本和、5番ライトのキャベッジ、6番キャッチャーの甲斐、7番ファーストの増田陸、8番センターの萩尾、9番ピッチャーの山見というオーダーです山見は今季5度目の登板で、成績は3勝0敗です
前回の登板である23日の中日戦では、5回を投げて5安打無失点という内容でした
立ち上がりは1人出塁を許したものの、その後は冷静に切り抜けました
2回には先頭の野間に安打を許したが、後続を抑え無失点に成功
3回には初めて四球を出すも、甲斐捕手の好プレーで盗塁を阻止
これにより、31イニング連続無失点に並ぶことができました
新記録がかかった4回、山見は先頭の小園を吉川の好守備で二ゴロ打ち取り、31回1/3連続無失点というセ・リーグの新記録を達成しました
試合全体では、打線が相手先発の大瀬良を攻略しきれない場面が見られましたが、特に山見の好投が光る試合となりました
山見の今季成績
| 日付 | 対戦チーム | イニング | 球数 | 安打 | 四球 | 奪三振 | 自責点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4月2日 | 中日 | 8 | 93 | 5 | 1 | 7 | 0 |
| 4月9日 | DeNA | 8 | 115 | 2 | 0 | 6 | 0 |
| 4月16日 | DeNA | 7 | 99 | 5 | 1 | 10 | 0 |
| 4月23日 | 中日 | 5 | 103 | 5 | 2 | 3 | 0 |
キーワード解説
- 無失点とは?無失点とは、投手が試合中に相手チームに得点を許さないことを指します。特に守備がしっかりしている場合や、投手の技術が高いときに見られます。
- 奪三振とは?奪三振とは、投手がバッターを三振にしてアウトを取ることを指します。これは投手の実力を示す重要な指標です。
- イニングとは?イニングとは、野球の試合を構成する基本的な単位で、両チームが交互に攻撃と守備を行う時間のことを指します。通常1イニングには3アウトが設定されています。

