阪神・大山悠輔の存在が打線を支える
2025年4月30日、阪神タイガースの強力な打線が注目を集めているその中でも、特に和製クリーンアップと呼ばれる打順が大きな成果を上げている
3番打者の森下翔太は現在、打率.313、ホームラン2本、打点12を記録
4番打者の佐藤輝明も調子が良く、打率.250ながら、リーグトップの9本塁打と23打点を誇っている
これに加えて、5番には昨シーズン4番を務めていた大山悠輔が位置しており、彼の存在感が他の選手にとっても大きな支えとなっている
大山の打撃成績は、打率.245、ホームラン1本、打点11ではあるが、得点圏打率は.409と非常に高い数値を示している
得点圏打率とは、得点が入る可能性が高い状況での打率を示し、勝負強さを表す指標である
「今年の阪神打線のキーマンは大山です
彼が5番にいるおかげで、森下や佐藤はのびのびと打つことができています
もし大山が昨オフに巨人に移籍していたら、大きな戦力ダウンとなっていたでしょう」と、スポーツ紙デスクは語っている
大山は過去3年間で20本塁打をクリアしており、2023年シーズンには打率.288、19本塁打、78打点を出すなど安定した成績を残している
また、フォア・ザ・チームの精神を持ち、チーム全体のために貢献していることが評価されている
昨オフ、FA権を行使した彼は宿敵の巨人からの獲得が話題となった
巨人は、打線の補強が急務とされており、監督の阿部慎之助も大山の実力を高く評価していた
これによって、両チームのパワーバランスが大きく変わる可能性があった
阪神タイガースの打線における大山悠輔の存在は、他の選手たちの打撃にも良い影響を与えている。特に彼の得点圏打率が高いことは、チーム全体の士気を高める要因となっていると言えるだろう。
キーワード解説
- 得点圏打率とは?
- フォア・ザ・チームの精神とは?

