巨人、広島に勝利し5月を首位でスタート

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◇プロ野球セ・リーグ 巨人 2-0 広島(4月30日、東京ドーム)2位巨人は3位広島を相手に、カード勝ち越しを決めたことで3連勝を達成し、首位阪神が中日にサヨナラ負けしたため、首位に立って5月を迎えました

【画像】7回のピンチをしのいで吠える巨人・山崎伊織投手

投手の健闘と新記録

先発マウンドには山崎伊織投手が登場

初回にはランナーを出すも、しっかりと無失点に抑え、開幕から29イニング連続無失点を記録しました

これは2007年に高橋尚成氏が打ち立てた球団記録を更新するものです

さらに、4回には先頭の小園海斗選手をセカンドゴロに打ち取ることで、31回1/3イニング連続無失点を達成し、これはセ・リーグ新記録となりました

その後もランナー2人を出し、2アウト1、3塁のピンチを迎えましたが、菊池涼介選手をライトフライに打ち取り、無失点で切り抜けました

打線の奮闘

6回には山崎投手の好投に打線が応え、2つのフォアボールから2アウト1、2塁のチャンスを迎えました

そこで約1年ぶりのスタメン起用となった増田陸選手が大瀬良大地投手のカットボールを捉え、2点タイムリー2ベースヒットを放ちました

この一打は彼にとって1000日ぶりの打点となり、ベンチで見守っていた山崎投手はガッツポーズを見せ、阿部慎之助監督も拍手を送りました

ピンチを凌ぐ守護神

援護を受けた山崎投手は、7回にファビアン選手と菊池選手に連続ヒットを浴び、1アウト1、2塁のピンチに直面

しかし広島の新井貴浩監督は勝負どころとして坂倉将吾選手を代打に送り出しました

山崎投手はフルカウントからフォークピッチで空振り三振を奪い、続けて堂林翔太選手にも4球連続フォークで勝負を決め、再び空振り三振に仕留めました

その後、山崎投手はこの日112球を投げ、5安打無失点の貫禄あるピッチングでマウンドを降りました

伝説の記録に迫る開幕連続無失点記録を35イニングに更新しました

2点リードの終盤戦ではリリーフ陣が盤石のピッチング

前日の2イニングを投げた大勢投手に代わり8回に登場した中川皓太投手は三者凡退に

9回も守護神のライデル・マルティネス投手が3人で仕事を終え、試合を締めくくりました

これによって巨人は開幕カード以来の3連勝

阪神に代わって首位に浮上し、5月を迎えるにあたり最高のかたちを作りました

巨人の今回の勝利は、チーム全体の連携と個々の選手の力がしっかりと結びついていることを証明しています。特に山崎投手の圧巻のピッチングと、増田選手の久々の活躍は、多くのファンに希望を与えたことでしょう。今後の試合でもこの勢いを維持できるかが注目されます。
ネットの反応

読売ジャイアンツが5月を迎える前に首位に浮上したニュースに対して、多くの野球ファンからのコメントが寄せられました

特に、山崎伊織投手の7回無失点という素晴らしい投球に対する称賛が目立ち、彼がセ・リーグの新記録を樹立したことに大きな期待を寄せているファンが多いようです

ファンたちは、今後の試合で若い力がチームを支えることに期待しつつも、阪神戦での苦手意識や不安も口にしています

特に阪神戦での過去の苦しい経験から、今後どうなるか不安を抱く声が多いことが特徴的です

ネットコメントを一部抜粋

  • 今日は田中投手なので初回からブルペンに交代要員を入れて手遅れになる前に即交代して欲しい。
  • この時期の首位はね、それよりも極端な苦手球団を作ってしまいそうな事が気掛かりです。
  • 阪神戦に苦しんだり主力に離脱者がいる中で4月を首位通過と言うのはうれしい限り。
  • 3・4月の月間MVP、セ・リーグ投手部門は山崎伊織で間違いないでしょう。
  • 今の段階で順位云々はさほど関係ない。本当の勝負は夏場以降。
キーワード解説

  • 開幕連続無失点記録とは?:プロ野球において、選手が試合の開始から何イニング連続で失点を許さなかったかを示す記録であり、その選手のピッチング力を強く印象づける。
  • タイムリーとは?:得点をもたらす打撃を指し、特に走者がいる状況でそのランナーを本塁に帰させるヒットを意味する。
  • フォークとは?:投手が投げる変化球の一つで、ボールが急に落ちる特性を持ち、打者を欺くために用いられる。
  • リリーフとは?:先発投手の後に登板し、試合を守る役割を果たす投手のことを指す。

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