先発の三浦瑞樹に代わってマウンドに上がったのは、5年目の左腕・近藤廉投手(26)
彼は4月25日に支配下再昇格を果たしたばかりである
前回のヤクルト戦では1回1安打無失点の快投を見せていたが、この試合では3-2と1点リードの状況での登板だ
先頭打者の坂本に四球を与えた後、犠打で1死二塁となり、代打の渡辺に内野安打を許して一、三塁を招く
しかし、近本を空振り三振に切って取って2死とし、中野選手を四球で歩かせ2死満塁となった
ここがまさに踏ん張りどころであったが、森下との8球の勝負を制し、最後はストレートで空振り三振を奪った
スタンドからは大歓声が上がり、竜党ファンはその瞬間を心から楽しんだ
近藤投手は2020年に育成ドラフト1位で札幌学院大から入団し、三年目となる2023年には厳しい経験もした
8月25日のDeNA戦では4番手として登板するも、1イニングで62球を投げて10失点という失敗を経験したが、その後育成契約となり再出発を余儀なくされた
今年のシーズンでは1軍キャンプからスタートし、ようやく支配下に復帰した近藤投手
彼はこの試合を通じて、井上竜らブルペン陣の支えになるべく実力をさらに磨いている
中日・近藤廉選手の登板は、彼の成長を証明する重要な試合でした。特に、選手が逆境を乗り越える姿はファンに勇気を与えることができ、プロ野球の魅力を再確認させてくれるものです。今後の活躍が非常に楽しみです。
ネットの反応
中日の投手、近藤廉選手が5年目での成長を見せ、最近の試合で2試合連続無失点リリーフを達成し、注目を浴びています
ファンからは彼が育成選手から這い上がってきたことを賞賛する声や、ピンチを乗り越えた精神的な強さについての称賛が多数寄せられています
一方で、試合中に四球を出してヒヤヒヤしたファンもおり、緊張感のある投球に対するリアルな反応が伺えました
近藤選手が強い心で修正をかけた点も評価されており、将来に期待を寄せるコメントが多く見受けられます
さらに、井上一樹監督が近藤選手を信じて起用したことにも評価の声が上がり、監督の思いを感じたファンもいます
このように、多くのファンがそのストーリーを通じて近藤選手や中日ドラゴンズへの応援を強めている様子が浮き彫りになっています
また、他の選手との連携や、今後の成長についても期待されており、近藤選手の今後の活躍に期待する気持ちが広がっています
過去の厳しい経験を乗り越えた近藤選手が今後どのように成長し続けるのか、ファンは目を離せない状況です
ネットコメントを一部抜粋
中野にストレート四球出して満塁になった時は、森下にもフルカンになったし、四球出して押し出しやるか・・・と思ったが。
四球2つだしてめちゃくちゃドキドキしたけど、ストレートいいんでしょうね。よく頑張りました。
近藤投手、ひとつ関門を乗り越えましたね。上ずる球を強い心で修正できたのは大きいですね。
ビハインドの楽な場面じゃなくて、1点リードしてる場面であのピッチングが出来るなら大丈夫でしょう。
素晴らしかった。やっぱりこういうストーリーがあるから野球は面白い。
キーワード解説
- 支配下:プロ野球選手の中でチームに正式に契約を結ばれている選手を指します。育成契約から支配下に復帰することは、大きなステップアップです。
- 育成ドラフト:育成選手を選ぶためのプロ野球のドラフト方式です。育成契約を結んだ選手は、一定の条件をクリアすれば支配下選手に昇格できる可能性があります。
- マウンド:投手がピッチングを行うための場所で、ベースから離れた位置にあり、試合の流れを左右する重要な場面で使用されます。

