元広島のローレンス、ブルージェイズで1試合登板後にDFAの厳しい現実

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 カナダのメジャーリーグベースボール(MLB)チーム、トロント・ブルージェイズが4月30日(日本時間5月1日)、元広島東洋カープでプレーしたケーシー・ローレンス投手をDFA(Designated for Assignment、事実上の戦力外)とすることを公式に発表しました

これは、彼がこの球団で非常に短期間の間に数回の契約とDFAを経験した結果の一部です

 ローレンスは、昨年11月にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ後、メジャー契約を結びましたが、その後もDFAを繰り返し経験するという波乱万丈な運命を辿っています

実際、彼はメジャー契約後のわずか数日でDFAとなるなど、MLBでの地位確保は非常に難しいものになっています

 具体的には、ローレンスは20日(同21日)に再度DFAとなり、その後、ブルージェイズと契約しました

しかし、彼のブルージェイズデビューでの性能は芳しくなく、29日(同30日)のレッドソックス戦では2回2/3で3失点を喫し、その後のDFAに繋がりました

このような背景から、ファンの間では「なぜローレンスを獲得したのか」という疑問の声が上がり、彼を心配する意見も多く寄せられました

 ローレンス選手は2019年に日本に渡り、広島での初登板では村上宗隆選手に満塁ホームランを浴びるなど、防御率10.88と苦しい結果に終わるなど、日本の舞台でも難しさを味わいました

彼のメジャーリーグでのキャリアの先行きは、今後も不透明なままとなっています

ローレンス選手のケースは、メジャーリーグの厳しさを象徴する事例と言えるでしょう。特に、DFAを繰り返すことは選手にとってストレスとなり、キャリアに大きな影響を与えます。また、日本でも苦しい成績を経験した彼が再度挑戦する姿には、スポーツ選手としての強い意志が感じられます。
ネットの反応

元広島助っ人がメジャーリーグでわずか半月の間に4度の“事実上の戦力外”通告を受けたことに対し、多くのコメントが寄せられました

それぞれのコメントには、選手の実力やメジャーリーグの残酷な現実、日本の野球環境との違いに関する考察がありました

たとえば、一部のファンは「広島ファンだけど名前に覚えがなく調べたけど、何も記憶に残ってない」とし、選手への関心が薄れつつあることを示しました

他のファンは「メジャーの契約の厳しさは周知の通りだが、そもそもこの選手に生き抜く力は無い」と、選手自身の能力に疑問を呈する意見もありました

また、「日本でダメだった選手がメジャーで通用するはずがない」と、近年の日本の選手に対する期待や実力を比較する声もありました

一方、「アメリカは本当にすぐクビになる」とメジャーの厳しさを認める意見や、「MLBではこのようなことはよくある」と、メジャーリーグ特有の契約事情に理解を示すコメントもありました

さらに、メジャーリーグと日本のNPBの選手契約の違いについて詳しく説明する声もあり、特に支配下契約やマイナー契約のシステムに関する理解が深まっています

加えて、「かわいそうすぎる」というコメントには、選手に対する同情が込められており、ファンとしての支援の感情が伝わりました

このように、さまざまな視点から選手の現状を分析する声が多く見られました

ネットコメントを一部抜粋

  • 広島ファンだけど名前に覚えがなく調べたけどなにも記憶に残ってない。
  • メジャーの契約のキビシイのは周知の通りやけど、そもそもこの選手にそこを生き抜く力は無い。
  • アメリカは本当にすぐクビになるね。
  • 残念だけど、これがMLBだからねぇ。
  • 1試合で自由契約って凄いよなあ。
キーワード解説

  • DFAとは?DFAは「Designated for Assignment」の略で、選手が事実上の戦力外となることを指します。この手続きにより、選手は他球団への移籍やマイナーリーグ行きを選択することができます。
  • メジャー契約とは?メジャー契約とは、選手がメジャーリーグに所属する契約のことで、通常は一軍でプレーする権利を伴います。
  • 防御率とは?防御率はピッチャーの成績を表す指標で、投球回数に対する失点数を算出し、試合ごとの失点の平均を示します。

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