この左腕は現在、最速153キロを記録しており、リリーフとしての経験を積んでいます
彼は、同じく大卒ルーキーの浦田選手や荒巻選手がすでに1軍デビューを果たしている中で、「早く自分も続きたい」と強く意気込んでいます
宮原投手は7月15日に静岡・草薙球場で行われる1軍戦(対ヤクルト)での凱旋登板を目指しています
2軍での経験と成長
宮原選手は、イースタンリーグ開幕から11試合に登板し、防御率は3.18を記録しています開幕からは6試合連続無失点も達成するなど、良好なパフォーマンスを維持しています
「低めかつゾーン内で勝負できるようになりました」と宮原選手は語り、特に桑田監督やコーチから配球について学んでいることを強調しました
指導者のサポート
宮原選手は、9年連続で60試合に登板した山口2軍投手チーフコーチからツーシーム(横に曲がる速球の一種)を学び、実践しています彼は「山口さんのツーシームは横にピュッと曲がり、ゾーンに入りやすい」と述べ、彼自身の球との違いを理解しています
コンディション管理の難しさ
大学時代と比較して、プロでは毎日のように試合が行われるため、中継ぎとしての厳しい準備が求められています「コンディション作りが大変」と話す宮原選手は、ウェートトレーニングのタイミングや、登板に向けての準備の難しさを痛感しています
メンタル面での学び
野上3軍投手コーチからは、心の切り替えの大切さを教わり、「早めに準備するのは疲れる」とのアドバイスを受けています特に試合後のメンタル面の切り替えの早さに感銘を受けているそうで、「切り替えの重要性は学ばなければならない」と語ります
宮原選手は早く1軍でプレーすることを望んでおり、悔しい思いをバネにして成長を続けています
7月15日の静岡での1軍公式戦に向けて、意気込みが強まっているとのことです
「まずは1軍に上がって結果を残すことが優先です
次は1軍に絶対上がり、しっかり抑えていいところを見せられるように頑張りたい」と話す宮原選手
故郷に錦を飾るため、マウンドでの熱い思いを胸に抱いています
入団当初から野球への情熱は変わらず、他の選手の姿を見ながら成長を続けています
プロの舞台で、彼がどのような活躍を見せるか注目です
プロ野球の巨人で若手左腕投手の宮原駿介選手が、さらなるステップアップを目指しています。同じく仲間である選手たちが1軍で活躍する現状を受け、自身の成長やリリーフとしての役割をしっかりと理解している姿勢が印象的です。特に彼が他の選手から学び、メンタル面での切り替えを重視している点が興味深いです。今後の活躍が期待されます。
キーワード解説
- リリーフとは?:試合の間、投手の交代を行うポジションで、主に試合の後半で登場し、相手打者を抑える役割を果たします。
- ツーシームとは?:投球の種類の一つで、通常のストレートよりも横に曲がる特性を持ち、打者にとっては打ちづらい球種です。
- コンディション管理とは?:選手がピークパフォーマンスを維持するために体調を整えることを指し、特にシーズン中は非常に重要です。
- メンタル面とは?:選手の精神状態や心の持ちようを指し、競技においては頭の中の管理が成績に影響を与えます。

